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藍場町地下駐車場

藍場町地下駐車場は、徳島市中心部における駐車難を緩和するため、都市計画事業として徳島県県土整備部が建設を担当し、第1期工事の完成後、企業局がこれを引き継ぎ、昭和48年4月1日から地方公営企業として駐車場事業を設置しました。

当初収容台数100台で供用を開始しましたが、その後昭和48年8月これに接続して収容台数200台の駐車場建設工事に着手し、昭和49年8月完成、同月から300台の収容力をもつ駐車場として供用しました。

また、平成20年度から利用者の利便性の向上と、施設のユニバーサルデザイン化を図るため整備を進めていた、第1駐車場のエレベーター設置、エレベーターから郷土文化会館までの歩行者通路に屋根設置、車いす使用者用駐車区画の増設工事が完成し、平成21年8月4日から収容台数が295台となっています。

なお、平成18年4月1日から、指定管理制度を導入し、管理運営を行っています。

第2駐車場出入口(現況)の画像
【第2駐車場出入口(現況)】
駐車場利用状況(現況)の画像
【駐車場利用状況(現況)】

工事計画

昭和40年代前半の高度経済成長期における自動車の激増に備え、県は徳島市中心部で実施した路上駐車の実態調査の報告に基づいて地下駐車場の建設を計画しました。

当時は、道路交通量の激増によって駐車規制区域が拡大され、路上駐車エリアは少なくなり、不法駐車による交通の渋滞、駐車難は深刻なものとなりました。それに加え、郷土文化会館が完成したことによる駐車場需要の増加も予想されました。

このため、県では徳島市藍場町1~2丁目の新町川公園の位置に地下駐車場を建設し、駐車難の緩和を図ることとなりました。

建設工事

藍場町地下駐車場の建設は、第1駐車場100台(第1期工事)と、第2駐車場200台(2期工事)に分割して施工し、第1駐車場は昭和47年3月に県土木部が建設工事に着手し、昭和48年1月に完成しました。

第1駐車場完成後、事業は土木部(現、県土整備部)から企業局に移管され、第2駐車場の建設は企業局による施工となり、駐車場本体および連絡車路は昭和48年に工事着手し、昭和49年8月に完成しました。

当駐車場は、既存の公園地下に建設するため、工事に伴い公園を掘削することになり、駐車場の完成後、公園の復元工事を実施しました。第1駐車場の復元工事は昭和48年7月に終わり、第2駐車場の公園復元は昭和50年3月に終了しました。

建設費用

 約10億円

利便性向上対策事業

平成20年度から利用者の利便性の向上と、施設のユニバーサルデザイン化を図るため整備を進めていた、第1駐車場のエレベーター設置、エレベーターから郷土文化会館までの歩行者通路に屋根設置、第1駐車場に車いす使用者用駐車区画の増設工事が平成21年8月に完成しました。令和元年7月から、障がい者対象減額制度の開始、令和3年3月には、第2駐車場に車いす使用者用駐車区画の増設工事を完了するなど、更なる利便性向上に取り組んでいます。

第1駐車場エレベーター(平成21年8月)の画像
【第1駐車場エレベーター(平成21年8月)】
屋根付歩行路(平成21年8月)の画像
【屋根付歩行路(平成21年8月)】
車いす使用者駐車区画(平成21年8月)の画像
【車いす使用者駐車区画(平成21年8月)】