プログラム名 | 校庭の生きもの探し | |||
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ねらい | 校庭は、子どもたちにとってもっとも身近な自然環境の一つであり、生物多様性や生き物同士のつながりを学習できる場である。しっかりした視点をもって校庭や学校の敷地内を観察してみると、驚くほどたくさんの生物が観察でき、高頻度・長期継続の観察による深く掘り下げた本格的な実習もできる。 ここでは、校庭をフィールドとした野外観察の仕方や面白さを体験し、身近な自然を観察する能力を養う。 |
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時数 | 20時間 | |||
学習活動 | きづく | 校内の自然を再発見しよう | 1.(1)『校内の自然をマップにしよう』 ・校内を歩き、自然・生きものを調べ、マップづくりを行う中で、様々な生きものの活動に気づく。 |
4時間 |
つかむ | 校内の生き物を調べよう | 2.(2)『樹木・雑草の名前調べ』 ・(3)『池にすむ(訪れる)生きもの調べ』 ・校内でお気に入りの場所を詳しく調査し、生物のリストを作成する。 |
6時間 | |
深める | 四季と生き物の変化をつかもう | 3.(4)『初めて見た日、最後に見た日は?』 ・(5)『雑草の四季を図鑑にしよう』 ・(6)『池の昆虫・プランクトン観察』 ・ソメイヨシノの開花、アカトンボの出現、紅葉・落葉などの初見・終見の日調べや、季節による雑草の開花現象の変化調べ、さらには、池の生きものの季節変化や観察を通じ、温帯特有の四季を実感し、季節と生きものの関連を学ぶ。 |
4時間 | |
広げる | 外来種を調べよう | 4.(7)『タンポポ調べ』 ・(8)『外来種植物調べ』 ・校内のタンポポや雑草について、外来種の割合・分布の状況を調べる中で、外来種問題に気づく。 |
4時間 | |
ふりかえる・まとめる | 校内の自然環境 | 5.学習をまとめることで、校内の自然を再発見し、身近で起こっている自然の営み、季節の移ろい、生物の変化を知り、生態系の保全を考える。 | 2時間 |