プログラム名 | かしこいクルマの使い方 | |||
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ねらい | 自家用車は、時間や場所、天候、荷物の量などの制約を受けることなく出掛けることができる便利な乗り物である。しかし、現在では人々が余りにも自動車に依存した生活するようになったために、多くの困った問題(CO2(二酸化炭素)の排出量増加、公共交通の圧迫、商業施設や住宅の郊外化と広域化によるエネルギー多消費構造、騒音や排気ガスによる公害、交通事故の多発など)が起きている。 過疎地が多く公共交通があまり便利ではない徳島県では、自家用車を使う機会が非常に多いが、もう少し自家用車の利用を減らしたり、公共交通を利用することができないか、子どもたちや家族が自ら暮らしを振り返って、適切な交通機関の利用を考える力を育成する。 |
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時数 | 18時間 | |||
学習活動 | きづく | 乗り物と地球温暖化 | 1.(1)『乗り物利用でのCO2(二酸化炭素)の量を知ろう』 ・子どもたちやその家族が日常的に利用する乗り物の種類や利用時間を調べ、乗り物の利用によって排出するCO2の量を把握することで、CO2の排出量が一人一人の暮らし方によって大きく異なることに気づく。 |
3時間 |
つかむ | 乗り物と地球温暖化 | 2.(2)『乗り物によって異なるCO2排出量』 ・子どもたちやその家族が排出したCO2の量を乗り物の種類ごとに集計し、グラフにまとめることで、CO2の排出量が乗り物の選び方によって大きく異なることに気づく。 ・集計結果をもとに、子どもたち自身や家族のCO2排出量を減らすにはどのような方法があるか考える。 |
4時間 | |
深める | いろいろな乗り物を知ろう | 3.(3)『あなたの町の公共の乗り物について調べよう』 ・校区やその周辺地域の公共交通機関の路線や駅、時刻表を調べ、利用方法を学ぶ。 |
4時間 | |
広げる | 自分にできること | 4.(4)『さあ、出かけよう』 ・目的地や日時を仮定して、いろいろな交通手段を使って出掛ける計画を立て、それぞれの計画について、所要時間や費用、環境負荷等を算出し、比較する。 ・実際に公共交通を利用してみる。 ・環境負荷の少ない交通手段を選ぶために、どのような点が課題となっているか、どのような改善策が可能か、考える。 |
3時間 | |
ふりかえる・まとめる | かしこいクルマの使い方を考えよう | 5.(5)『かしこいクルマの使い方』 ・これまで自家用車を使っていた外出について、CO2の排出量を減らす方法に替えることができないか、家族で話し合い、その成果や問題点をまとめ発表する。 |
4時間 |