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令和6年度県税収入の概要

令和6年度県税収入の概要について

令和6年度の県税収入は、872億9,285万円となり、前年度決算額862億4,352万円と比較して、率で1.2%、税額で10億4,933万円の増収となりました。

現計予算850億円と比較すると、2.7%増、22億9,285万円の増収となりました。

また、徴収率は前年度と比較し、0.2ポイント減の99.1%となりました。

1.増収となった主な税目の状況

(1)地方消費税
輸入額の減により貨物割は減も、物価高に伴う国内消費額の増により譲渡割は増となり、前年度決算比10.7%増、15億5,109万円の増収となりました。

(2)個人県民税(株式等譲渡所得割)
好調な株価の影響を受けた株式等譲渡益の増により、前年度決算比82.1%増、14億2,149万円の増収となりました。

(3)個人県民税(配当割)
企業配当の増や、源泉徴収選択口座内における配当益の増により、前年度決算比47.4%増、7億6,930万円の増収となりました。

2.減収となった主な税目の状況

(1)法人事業税
法人事業税の課税額の約6割を占める主要法人(大口法人)286社を見ると、30業種のうち銀行業など19業種で増収となったものの、その他11業種のうち、一部法人の前年度特殊事情に伴う反動減が影響し、法人事業税全体で前年度決算比4.4%減、10億3,883万円の減収となりました。

(2)個人県民税(均等割・所得割)
所得(令和5年所得が対象)は増も、定額減税の影響により、前年度決算比4.4%減、10億711万円の減収となりました。

以上により、令和6年度の県税収入は、旧法による税を除く15税目で見ると、地方消費税を含む5税目で増収となり、法人事業税を含む9税目で減収、鉱区税は同額となりました。