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令和3年度県税収入の概要

令和3年度県税収入の概要について

令和3年度の県税収入は、829億3,862万円となり、前年度決算額777億3,244万円と比較して、率で6.7%、税額で52億618万円の増収となりました。

現計予算790億円と比較すると、5.0%増、39億3,862万円の増収となりました。

また、徴収率は前年度と比較し、0.2ポイント増の99.1%となりました。

1.制度改正が主な理由で増収となった税目

(1)法人事業税

法人事業税の課税額の約5割を占める主要法人(大口法人)285社を見ると、税率引上げの影響もあり、30業種のうち化学工業など20業種で増収となり、法人事業税全体で前年度決算比18.1%増、32億5,410万円の増収となりました。

(2)地方消費税(譲渡割)

税率引上げの影響により、前年度決算比8.3%増、9億5,412万円の増収となりました。

2.株価の動向等が主な理由で増収となった税目

(1)個人県民税(株式等譲渡所得割)

堅調な株価等の影響を受けた株式等譲渡益の増により、前年度決算比48.7%増、5億5,690万円の増収となりました。

(2)個人県民税(配当割)

企業配当の増や、源泉徴収選択口座内における配当益の増により、前年度決算比41.0%増、4億7,295万円の増収となりました。

3.その他の理由により減収となった税目

(1)個人県民税(均等割・所得割)

所得(令和2年所得が対象)の減により、前年度決算比1.2%減、2億7,619万円の減収となりました。

以上により、令和3年度の県税収入は、旧法による税を除く15税目で見ると、法人事業税を含む10税目で増収となり、個人県民税(均等割・所得割)を含む4税目で減収、鉱区税は同額となりました。