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令和2年度県税収入の概要

令和2年度県税収入の概要について

令和2年度の県税収入は777億3,244万円となり、前年度決算額767億615万円と比較して、率で1.3%、税額で10億2,629万円の増収となりました。

現計予算760億円と比較すると、2.3%の増、17億3,244万円の増収となりました。

また、徴収率は前年度と比較し、0.2ポイント減の98.9%となりました。

1.制度改正が主な理由で増収又は減収となった税目

(1)地方消費税

輸入額の減により貨物割は減収となったものの、税率引上げの影響により譲渡割は増収となり、前年度決算比10.2%の増、12億654万円の増収となりました。

(2)法人事業税

法人事業税の課税額の約6割を占める主要法人(大口法人)285社を見ると、税率引上げの影響もあり、30業種のうち化学工業など16業種で増収となり、法人事業税全体で前年度決算比3.7%の増、6億3,774万円の増収となりました。

(3)自動車税

令和元年10月から、自動車税環境性能割が導入されたことにより、前年度決算比1.3%の増、1億3,285万円の増収となりました。

一方、令和元年9月末までの取得をもって自動車取得税が廃止となり、5億6,474万円の減収となりました。

(4)法人県民税

法人税割の税率引下げの影響により、前年度決算比29.8%の減、10億235万円の減収となりました。

2.株価の変動等が主な理由で増収となった税目

(1)個人県民税(株式等譲渡所得割)

株価の変動等の影響を受けた株式等譲渡益の増により、前年度決算比79.7%の増、5億740万円の増収となりました。

以上により、令和2年度の県税収入は、旧法による税を除く15税目で見ると、地方消費税を含む8税目で増収となり、法人県民税を含む7税目で減収となりました。