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平成30年度県税収入の概要

平成30年度県税収入の概要について

平成30年度の県税収入は781億1,290万円となり、前年度決算額784億3,438万円と比較して、率で0.4%、税額で3億2,148万円の減収となりました。

現計予算765億円と比較すると、2.1%の増、16億1,290万円の増収となりました。

また、徴収率は前年度と比較し、0.2ポイント増の98.9%となりました。

1.近年の景気動向が主な理由で増収となった税目

(1)個人県民税(均等割・所得割)

所得の増に加え、徴収率の向上(0.7%)により、前年度決算比0.9%の増、1億9,188万円の増収となりました。

(2)法人県民税

好調な企業業績を反映し、前年度決算比4.8%の増、1億6,236万円の増収となりました。

2.株価の変動等が主な理由で減収となった税目

(1)個人県民税(株式等譲渡所得割)

株価の変動等の影響を受けた株式等譲渡益の減により、前年度決算比28.7%の減、3億8,446万円の減収となりました。

(2)個人県民税(配当割)

企業配当は増も、源泉徴収選択口座内における配当益の減により、前年度決算比18.5%の減、2億4,994万円の減収となりました。

3.その他の理由により増収又は減収となった税目

(1)不動産取得税

超大口分の課税が増えたことから、前年度決算比9.3%の増、1億6,200万円の増収となりました。

(2)地方消費税

輸入額の増により貨物割は増も、譲渡割が減となり、前年度決算比1.8%の減、2億2,687万円の減収となりました。

以上により、平成30年度の県税収入は、旧法による税を除く16税目で見ると、個人県民税(均等割・所得割)を含む7税目で増収となり、個人県民税(株式等譲渡所得割)を含む9税目で減収となりました。