文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

平成23年度県税収入の概要

平成23年度県税収入の概要について

平成23年度の県税収入は、662億3百万円となり、前年度決算額688億7千3百万円と比較して、率で3.9%、税額で26億7千万円の減収となりました。

また、徴収率は前年度と同じ、97.2%となりました。

主な税目の状況

(1)個人県民税

長引く景気低迷の影響を受け、均等割、所得割は減収となりましたが、上場企業の業績好調を反映するなど、配当割、株式等譲渡所得割は増収となり、個人の県民税全体では前年度決算比1.5%、3億3千3百万円の増収となりました。

(2)法人県民税

法人税額の減による法人税割額の減により、前年度比13.7%、6億3千5百万円の減収となりました。

(3)法人事業税

法人事業税の課税額の約7割を占める大口法人320社では、30業種のうち化学工業、銀行業など18業種で減収となり、大口法人合計で前年度比16.1%、15億1千7百万円の減収となりました。法人事業税全体では前年度比11.3%、14億円の減収となりました。

(4)自動車税

課税対象となる自動車の台数が、普通乗用車を除く全車種で減少したことにより、前年度比1.0%、1億3百万円の減収となりました。

(5)軽油引取税

軽油を燃料とする車両の減少等の需要の減により、前年度比0.4%、2千8百万円の減収となりました。

以上のように、平成23年度の県税収入は、旧法による税を除く14税目で見ると、個人県民税や県たばこ税など3税目で増収となり、法人事業税など11税目で減収となりました。