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阿波地美栄処理衛生管理ガイドライン(令和4年9月に一部改正しました)

近年、徳島県ではニホンジカやイノシシなどの野生鳥獣による食害や踏み倒しにより、山間部では多くの農作物、自然環境被害が出ています。

このような中、徳島県においては、駆除したシカやイノシシについて、地域資源であるこれらの肉を、「阿波地美栄(あわじびえ)」として、ブランド化を推進することにより、農林水産業および生活環境への被害軽減と地域振興を目指しています。

一方、牛や豚などの家畜と違い、と畜場で処理されず、また健康管理もなされていない、シカなどの野生鳥獣を食肉とするためには、処理の際の疾病の排除や、衛生的な処理工程が求められます。

このようなことから、県では、シカ肉などのジビエ肉の安全の確保のため、衛生的な処理方法についてのガイドラインを定めています。

今回、食品衛生法及び野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)の一部改正等に伴い、令和3年6月1日付でこのガイドラインを一部改正しましたのでお知らせいたします。

なお、県では毎年、このガイドラインに基づき、衛生処理講習会を開催しています。開催日程等については、別途ホームページにてお知らせいたします。

★シカ、イノシシなどを解体して、食肉として一般の方に提供するには、解体処理のための専用施設や食肉処理業としての許可が必要です。