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ノロウイルスによる食中毒の予防について

ノロウイルスによる食中毒の予防について

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します

下記の予防方法を徹底して行い、感染の防止に努めましょう。

【ノロウイルスの特徴】

ノロウイルスによる急性胃腸炎は、カキなどの二枚貝を原因とする食中毒として知られていますが、二枚貝以外の食品を食べて感染する場合や、感染者や回復した人から移る二次感染が増えています。

これは、感染した人の便や嘔吐(おうと)物中に含まれるノロウイルスが、介護する人や食品を調理する人の手に付着し、食品などについて体内に取り込まれ感染するためと考えられています。

ノロウイルスは、非常に感染力が強く、わずか100個程度のウイルス量でも、腸の中で増殖し吐き気や激しい下痢を起こします。

健康な方は2〜3日で回復しますが、子どもや高齢者などでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

【予防のポイント】

手洗いの徹底

ノロウイルスは、消毒用アルコールだけでは死滅しません

石けんを泡立てて手をしっかり洗い、付着したノロウイルスを洗い落とすことが重要です。

特に食事の前やトイレの後は、十分な手洗いが必要です。

衛生的な手洗い(公益社団法人日本食品衛生協会作成)

嘔吐(おうと)物や糞便の処理

感染者の嘔吐(おうと)物や糞便を処理する場合は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)を含ませた布やペーパタオルでおおい、その後、ビニール袋などに入れゴミとして処分します。

また、汚れた床などは次亜塩素酸ナトリウムを含ませた布でおおい、しばらくそのまま放置し消毒します。

カーペットなど次亜塩素酸ナトリウムを使用しにくい場合は、85℃以上のアイロンを1分以上押し当てたり、蒸気で消毒する方法もあります。

食品を取り扱う場合の注意

食品を調理する人は、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、発熱などの症状があるときは直接食品を取り扱う作業を控えてください

ノロウイルスに感染した場合、下痢などの症状がなくなっても、通常1週間程度、長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあります

また、ノロウイルスに感染していても症状を示さないこともあるので、常日頃から手洗いを徹底してください

盛りつけなど、加熱後の食品に直接ふれる場合は「使い捨て手袋」を着用してください。

【参考】