11月30日に,徳島市の40代女性の携帯電話にショートメールが届き,記載されたURLにアクセスしたところ「奨励金として9,980万円を受け取れる」とあり,応募したところ,国際送金手数料などの名目で,クレジットカード決済で約12万円,コンビニエンスストアで購入した電子マネー計143万5千円分を騙し取られる,という架空請求被害が発生しました。
また,12月16日には,徳島市や北島町,松茂町,藍住町の高齢者宅に,警察官を名乗る男が「詐欺グループを捕まえたところ,持っていた資料にあなたの個人情報があった。被害に遭っていないか。」等と言い,口座がある銀行名や暗証番号,家族構成などを聞き出そうとする電話が少なくとも9件あるなど,引き続き注意が必要です。
インターネットを閲覧中にワンクリックで請求画面が表示されたり,突然に請求メールが送られてくるなどの「架空請求詐欺」,市町村職員を騙る電話があり,医療費の還付金があると伝え,銀行を名乗ってATMに誘う,あるいはカードの暗証番号を聞き出そうとするなどの「還付金詐欺」が,昨年から引き続いて発生しているほか,「有料サイトの利用料金」などの名目で買わせた電子マネーをだまし取る詐欺被害が急増しています。
また,特殊詐欺グループが事前に資産状況や現金等の保管場所,家族構成などを聞き出すいわゆる「アポ電」が全国的に広がっており,本県においても1~3月に約60件,4~6月に120件と急増しています。手口としては,保険会社の社員を名乗って資産状況を聞き出したり,市役所職員を名乗って税金の還付金名目で生年月日や住所を聞いたりするケースが確認されています。9月25日には阿南市羽ノ浦町において,県警職員を騙って口座番号や預金残高を聞き出そうとする不審な電話が相次ぎ,また10月2日には徳島市において,警察官を騙って現金の保有状況を聞き出そうとする不審な電話が少なくとも16件あり,10月10日には吉野川市において,警察官や銀行員等を騙ってカードの保有状況や預金額を聞き出そうとする不審な電話が少なくとも5件ありました。また,11月28日にも吉野川市において,市職員を騙って「医療費の還付金がある」等と偽って家族構成や口座がある銀行名を聞き出した後に,銀行員を名乗る男が口座番号や暗証番号を聞き出そうとする不審な電話が少なくとも7件あり,吉野川市の80代女性がキャッシュカード3枚を騙し取られ,現金約396万円を引き出される被害が発生しました。
9月には,50代男性がインターネットの融資申込みサイトに登録して融資を申し込んだところ,一度は銀行口座に振り込みがあったものの,その後一時預かり金などの名目で13万円,さらに融資の返済金として7万円を騙し取られるという融資保証金詐欺の被害が発生しました。また,9月25日には,阿南市の80代女性宅に警察官を装った男から「あなたのキャッシュカードが東京で不正に使われている」などと電話があり,女性宅を訪れた別の男にキャッシュカード3枚を盗まれ,現金100万円を引き出される,という窃盗被害が発生しました。
8月23日には,50代女性の携帯電話に実在する携帯電話会社名で「未払い金がある」とのショートメールが届き,翌日女性が記載されていた電話番号に連絡したところ,対応した男から「未払い金を安くすることができるが,手数料が必要」と言われたため,コンビニエンスストアで30万円分の電子マネーを購入し,男へ番号を伝え,騙し取られるという詐欺被害が発生しました。
6月には,30代女性の携帯電話に「利用料金の支払い確認ができていない」とのショートメッセージが届き,女性が記載されていた電話番号に連絡したところ,クレジットカード会社のような社名を名乗る男から「有料サイトに登録しており,未納料金を支払わなければ裁判になる」,「支払いが確認できれば返金などの救済措置もある」などと説明されたため,市内のコンビニで電子マネーを30万円分購入し,番号を男に伝え,騙し取られるという詐欺被害が発生しました。
4月10日には,女性宅の固定電話に百貨店の店員を名乗る女から「あなたの名義のクレジットカードで女が買い物をした」と連絡があった。その後,警察職員を騙る男から「女は捕まえている」「今から刑事が行くからカードを渡して」などと相次いで電話があり,自宅を訪れた男にキャッシュカード4枚を騙し取られ,現金約16万円を引き出される。という詐欺被害が発生しました。
3月11日には,80代女性の固定電話に百貨店の店員を名乗る男から「あなたの名義のカードで時計を買おうとした犯人を捕まえている」との連絡があった。その後,日本銀行協会を騙る女から「口座を確認したいので,預金残高や暗証番号を教えて欲しい」「不正利用の恐れがありカードを変える必要があるので,回収に行く」等と連絡があり,自宅を訪れた女にキャッシュカードなど5枚を騙し取られ,現金約600万円を引き出される。という詐欺被害が発生しました。
1月中旬には,40代女性が副業紹介サイトに登録したところ,同サイトの関係者を名乗る者から「馬券を購入して当選すれば配当金がもらえる」というメールが届き,手数料の名目で約36万円を指定された口座に振り込み,騙し取られた。という詐欺被害が発生しました。
1月には、20代男性の携帯電話に、大手通販会社を名乗る者から「未払い金があり法的措置を取る」というメールが届き、アプリ滞納料金等の名目でコンビニで購入した電子マネー(計270万円分)や宅配便で送った現金190万円を騙し取られた。という詐欺被害が発生しました。
裁判所職員や弁護士などを名乗って、実際にはない架空の請求をし、「このままでは裁判になる、裁判を取り下げるには費用が必要」と不安をあおり、お金を騙し取るのが架空請求の手口です。
被害に遭わないため、お金がらみの電話があった場合、まずは、詐欺と疑いましょう。
詐欺犯は冷静さを失わさせて、犯行に及ぼそうとしており「留守番電話」を嫌います。
在宅中にも「留守番電話」にしておくことも被害防止の一手です。
怪しい電話があったときは、お住まいの消費生活センターにご相談ください。(消費者ホットライン188)
また、万一、被害に遭った場合は、最寄りの警察署に届け出てください。

※令和元年7月から,被害状況項目に「特殊詐欺(窃盗)」が追加されました。(被害者の隙を見てキャッシュカードをすり替える手口等)
1 振り込め詐欺
・認知件数 27件(32件)
・被害額 7,425万円 (1億7,333万円)
※括弧内は、前年実績(前年比ではない)
・内訳
(1) オレオレ 6件(+6件)、1,065万円(+1,065万円)
(2) 架空請求 17件(△9件)、6,140万円(△1億687万円)
(3) 融資 4件(±0件)、220万円(+14万円)
(4) 還付金 0件(△2件)、0万円(△300万円)
※括弧内は前年同期比較
2 振り込め類似詐欺
・認知件数 0件(3件)
・被害額 0万円(505万円)
※括弧内は、前年実績(前年比ではない)
・内訳
(1)金融 0件(△1件),0万円(△200万円)
(2)交際あっせん 0件(±0件),0万円(±0万円)
(3)ギャンブル 0件(±0件),0万円(±0万円)
(4)その他 0件(△2件),0万円(△305万円)
※括弧内は前年同期比較
3 特殊詐欺(窃盗)
・認知件数 3件(1件)
・被害額 350万円(112万円)
※括弧内は、前年実績(前年比ではない)
【用語解説】
●振り込め詐欺
(1)オレオレ詐欺
電話を利用して親族、警察官等を装い、金銭借用や被害を防ぐため等と称して現金を預貯金口座(以下「口座」という。)に振り込ませたり、被害者と接触して現金、キャッシュカードなどを手交するなどしてだまし取る詐欺(恐喝)
(2)架空請求詐欺
郵便、インターネット等を利用して不特定多数の者に対し、架空の事実を口実とした料金請求文書等を送付して、現金を口座に振り込ませるなどしてだまし取る詐欺
(3)融資保証金詐欺
実際に融資する意思がないにもかかわらず、融資する旨の文書等を送付して保証金等の名目で現金を口座に振り込ませるなどしてだまし取る詐欺
(4)還付金詐欺
税金還付等に必要な手続を装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法な利益を得る詐欺
●振り込め類似詐欺
(1)金融商品等取引
実際には対価ほどの価値がない未公開株、社債等の有価証券や外国通貨、架空の有価証券等について電話やダイレクトメール等により、虚偽の情報を提供し、その購入名目で金銭をだまし取る詐欺
(2)異性との交際あっせん
異性との交際を持ちかけ、一度だけ異性と会わせたり、異性に関する虚偽の情報を提供するなどした上で、会員登録料や保証金等の名目で金銭をだまし取る詐欺
(3)ギャンブル必勝情報提供
不特定の者に対してパチンコ攻略法等の虚偽の情報を提供するなどした上で、会員登録料や情報料等の名目で金銭をだまし取る詐欺
(4)その他上記に該当しない詐欺