〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
「政府関係機関移転基本方針」に基づき、消費者庁が本県で行う業務試験が、平成28年7月4日(月)から7月29日(金)まで、徳島県庁10階の「消費者庁・徳島県庁試行滞在場所」でおこなわれ、板東長官、幹部職員を含む約40名が1ヶ月にわたり徳島で様々な業務の試行を実施しました。
初日(7/4)は消費者庁の幹部職員の方々が飯泉知事を訪問し、これから始まる業務試験に向けての抱負を語りました。
これに続き、飯泉知事が10階の消費者庁を訪れ、滞在している職員に歓迎の挨拶を述べました。
翌7月5日(火)には板東長官が徳島に入られました。
板東長官は、本年3月の神山町滞在に続き2回目の滞在となります。
飯泉知事との面会では今回の本格的な業務試験について意見を交わしました。
続く7月6日(水)は、河野内閣府特命担当大臣(消費者)が視察に訪れ、県庁内の消費者庁執務スペースや、既に本年5月から試行がスタートしている国民生活センターの教育研修(鳴門合同庁舎)と商品テスト(工業技術センター)についても視察されました。
河野大臣の知事面会時には、嘉見県議会議長から本年6月に採択された「消費者庁等の徳島移転の早期実現を求める意見書」を、「消費者庁・国民生活センター等」徳島誘致協議会の西宮会長・松重副会長から各界の要請文等をそれぞれ手渡しました。
また、徳島商業高校の生徒さんからのビデオレターや四国大学の学生さんの活動報告も行い河野大臣を歓迎しました。
今後、本県としては、消費者庁の皆様をサポートさせていただき、今回の業務試験において良い結果が得られるように努めて参ります。
業務試験中の主な視察先については、以下の通りです。
生徒さんが、「消費者教育を通して自分の生活を見直そう~『TOKUSHIMA消費者教育活性化事業』から学ぶ~」というテーマで発表しました。
消費者庁の地域協力課長が、鳴門教育大学でおこなわれた消費者教育推進プロジェクトの発足式に参加されました。
板東長官が、県安全衛生課のGメン調査を視察されました。(写真は徳島市内のスーパーマーケット)
午後は、消費者庁 川口次長とともに神山町を訪問されました。
板東長官が、徳島市役所にて徳島市 遠藤市長と面会後、徳島市消費生活センターを視察されました。
消費者庁主催の、倫理的(エシカル)消費に関するシンポジウム「エシカル・ラボ」が開催されました。
徳島会場(ホテルクレメント徳島)、東京会場(TKPガーデンシティ渋谷)、鳥取県庁を中継で結び、広く倫理的消費について理解を深めました。
その中で、徳島商業高校と城西高校の生徒さんたちが、倫理的消費に関するメッセージを発表しました。
板東長官が、阿波市役所にて阿波市 野崎市長と面会後、アエルワ多目的ホールなどを視察されました。
阿波市学校給食センターでは、試作メニューを召し上がりました。
板東長官の徳島滞在最終日である7月27日(水)に、飯泉知事と板東長官が今回の業務試験に関して意見を交わしました。
その際に、飯泉知事から、これまでの視察風景や生徒さんたちとの写真をまとめたアルバムが手渡されました。
その後、ウェブ会議にて東京の消費者庁と結び、板東長官が定例記者会見をおこないました。
業務試験最終日である7月29日(金)には、消費者庁幹部職員の方々が熊谷副知事を訪問し、今回の業務試験に関して感謝の意を述べられました。
面会の後、消費者庁幹部職員による記者会見がおこなわれ、この日をもって消費者庁の業務試験は終了しました。