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~徳島の水環境のおはなし~

国の調査結果によると、
徳島県の「下水道普及率」は約2割と全国最下位ですが、
「水洗化率」は約94%と四国では1位で、「住環境」は整っています。

2つの数字の違いは、主に「浄化槽」を含むかどうかです。
「浄化槽」とは、家庭から出る生活排水を敷地内で浄化する設備で、
通常は家の敷地内の地中に設置されています。

都会では建物が密集しているので下水道のような「集合処理」が効率的ですが、建物が分散している地域では浄化槽のような「個別処理」が効率的です。
こういったことから、徳島県では浄化槽が多く整備されています。

浄化槽のうち、全ての生活排水を処理する「合併浄化槽」と異なり、「単独浄化槽」はトイレの排水だけしか処理できません。
身近な水路等も含めた快適な「水環境」を子どもたちに引き継ぐため、単独浄化槽をご使用の方は、合併浄化槽への転換や下水道への接続に御協力ください。(別ウィンドウで開く)
実際どうのなの?徳島県の汚水処理

Q1)今度徳島県に旅行するんだけど、汚水処理ってどうなっているの?
下水道があまり普及していないって聞いたけど、
残りはぜんぶ「汲み取り式トイレ(ぼっとん便所)」なの??
A1)安心してください、ほとんど水洗トイレですよ。
 徳島県の水洗化率は約94%で、全国平均並(約96%)です。

Q2)下水道は知っているけど、他は聞いたことがないわ。
A2)下水道と同じように汚れた水をきれいにする役割があるものに、
 「合併浄化槽」、「集落排水施設」、「コミュニティ・プラント」という施設があって、
 これらは下水道と同じく「汚水処理施設」と呼ばれるものです。
 都会では建物が密集しているので、下水道のような集合処理が効率的ですが、
 建物が分散している地域では、反対に個別処理が効率的です。
 徳島県の汚水処理は、合併浄化槽を中心に進めています。

Q3)そもそも「合併浄化槽」や「単独浄化槽」ってなに?
A3)はじめに「浄化槽」とは、家庭から出る汚水を敷地内で浄化する設備です。
 このうち、「合併浄化槽」(合併処理浄化槽)とは、お風呂、台所、トイレ
といった全ての生活排水を対象として処理する浄化槽のことです。
 また、「単独浄化槽」(単独処理浄化槽)とは、トイレからの排水だけを
 対象として処理する浄化槽のことで、現在は新設が禁止されています。(別ウィンドウで開く)
「守ろう!徳島のきれいな水環境」(別ウィンドウで開く)
リーフレット裏
市町村窓口(下水道、浄化槽)(別ウィンドウで開く)