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【目撃情報あり】ツキノワグマについて

最近、剣山山系のスーパー林道や登山道などにおいて、ツキノワグマの目撃事例が複数報告されています。

また、餌やりをしたり、写真・動画を撮影しようとしてツキノワグマに近づいている方がいるという情報もありますが、これらの行為は絶対にしないでください。(ツキノワグマが人に慣れてしまい、思わぬ事故が発生する恐れがあります。)

ツキノワグマは警戒心が強く、人を襲うことはまれで、過度に警戒する必要はありません。

しかしながら、剣山山系にツキノワグマが生息していることに留意していただき、熊鈴を携帯するなど、ツキノワグマと出会わないための対策をお願いします。

万が一遭遇してもむやみに近づいて写真を撮影したりせず、落ち着いてその場を立ち去ってください。

また、登山やキャンプ、釣り、観光等で山に入った際には、ゴミは持ち帰ってください。(ツキノワグマが人の食べ物の味を覚え、人里に出没するようになる恐れがあります。)

ツキノワグマは、四国全体で二十数頭しか生息していないとされている貴重な動物ですが、人身事故等が発生すると駆除を検討せざるを得なくなります。保護のためにも皆様の御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

ツキノワグマチラシ(表)
ツキノワグマチラシ(裏)

クマの出没にご注意ください!

クマを近づけない(引き寄せない)!

  • 残飯や生ごみを放置しない
  • 不要な果樹は、伐採や早めの摘み取りを行いましょう

クマと出会わない!

  • 出没情報を確認し、出没エリアにはなるべく近づかない
  • 入山時は鈴やラジオ等を身につけ、複数人で行動する
  • クマが活動する早朝や夕方等、特に薄暗い時間帯は注意
  • キャンプ・登山時に出たゴミは、必ず持ち帰りましょう
  • クマの痕跡を見つけたら、すぐに引き返しましょう

クマの痕跡、特徴

クマのふん

握りこぶし大でまとまって落ちることが多く、食べ物があまり消化されないため、餌によって色・質感・形が大きく変わります。

獣臭は強くなく、食べたものに近いにおいがし、果実を食べた後はフルーティーなにおいになるのも特徴です。

クマの皮剥

立木の幹で樹皮が縦方向に大きく剥がれ、内側の明るい木肌(形成層付近)が帯状に露出しています。

剥離範囲は幹の中腹から下方へ続き、周囲の樹皮との色の差で損傷部がはっきり分かります。

クマの足跡

地面に大きく深めのくぼみが残り、前方に指先の痕跡が見えるのが特徴です。

クマの足跡は一般に5本指で、前足は丸く幅広く、後足は縦長で人の足に似た形になります。

やわらかい土の上では爪痕が出る場合もあります。

撮影されたクマ

黒色の体毛に覆われた、胴体の厚いずんぐりした体形をしています。

首は短く見え、頭部は体に対して小さめで、背中から腰にかけてなだらかな丸みがあります。

四肢は太く、尾はほとんど目立たず、全体として重量感のあるシルエットです。

クマと出会ってしまったら!

  • 遠くにクマがいる場合
    • 刺激しないよう、慌てず静かに立ち去りましょう
    • 近づいて写真を撮影したり、エサを与えてはいけません
  • 近くにクマがいる場合
    • 背中を見せて逃げないよう、クマを見ながら、走らずに、ゆっくり後退しましょう
      (逃げるものをおいかける習性があります)
    • 子グマがいても近づかないようにしましょう
      (近くに母グマがいる場合があるため)

クマに襲われそうになった場合

  • クマがその場を離れるまで、お腹を守るためにうつ伏せになり、首の後ろを回して保護することで、致命傷を避けてください。

遭遇した際の完全な対処法はありません!

クマと出会わないための対策を徹底しましょう!

お問い合せ先

県・市町村共に午前8時30分から午後5時15分まで。

県のお問い合わせ先一覧
窓口名 電話番号
東部農林水産局(徳島) 林業振興担当 088-626-8582
南部総合県民局 保健福祉環境部(阿南) 0884-28-9862
西部総合県民局 保健福祉環境部(美馬) 0883-53-2063

市町村

市町村のお問い合わせ先一覧
窓口名 電話番号
徳島市 農林水産課 088-621-5248
鳴門市 農林水産課 088-684-1154
小松島市 農林水産課 0885-34-9292
勝浦町 農業振興課 0885-42-1505
上勝町 産業課 0885-46-0111
佐那河内村 企画政策課 088-679-2973
石井町 産業経済課 088-674-1118
神山町 産業観光課 088-676-1118
松茂町 産業環境課 088-699-8714
藍住町 建設産業課 088-637-3120
北島町 まちみらい課 088-698-9806
板野町 産業課 088-672-5994
上板町 産業課 088-694-6806
吉野川市 農林業振興課 0883-22-2228
阿波市産業経済部 農地整備課 0883-36-8721
阿南市 農林水産課 0884-22-1598
那賀町 農業振興課 0884-62-3776
美波町 産業振興課 0884-77-3617
牟岐町 産業課 0884-72-3419
海陽町 産業振興課 0884-73-4161
美馬市 農林課 0883-52-5609
つるぎ町 産業経済課 0883-62-3114
三好市 農林政策課 0883-72-7617
東みよし町 産業課 0883-79-5339

徳島県ツキノワグマ対応指針

徳島県では、ツキノワグマの生息数が極めて少ない状況にあるため、地域個体群を長期にわたり保護していくことに努めています。

通常、人の目につくところにツキノワグマは生息していませんが、山中で偶然出くわしたり、人里近い所にクマが降りてくることもあることから、徳島県ではツキノワグマ対応指針を定めています。

この対応指針は、ツキノワグマ出没時の対応や被害防止対策、また捕獲する場合の基準や学習放獣時の指針について定めたものです。

山に入る場合は、ツキノワグマに関する情報をご確認のうえ、十分ご注意いただき、目撃した場合は速やかに最寄りの市町村または鳥獣対策・里山振興課まで御連絡下さい。

令和3年4月以降の徳島県内における目撃・痕跡等情報は次のとおりです。

(以下の情報は、提供いただいた写真などから、専門家によりツキノワグマと確定されたものを掲載しております。)

目撃・痕跡等情報

  1. 令和7年12月1日 那賀郡那賀町木沢小畠 環境省の調査により、集落への出没を確認 (空き家近くの放任された柿を採食した跡を確認)
  2. 令和7年10月12日 美馬市木屋平川上 市道沿いの森林内にてツキノワグマがくくりわなに掛かっているのを発見 12日夕方、捕獲地点よりも南西に進んだ地点(奥地)で放獣を実施
  3. 令和7年7月16日 三好市東祖谷 塔ノ丸国有林 森林作業道を徒歩で移動中にクマの足跡を発見
  4. 令和7年7月13日 那賀町沢谷国道193号線上 「大釜の滝」上流にある「釜ヶ谷橋」付近 クマ3頭を目撃(母熊1頭、子熊2頭とみられる) 目の前で道路上を横切ったのを目撃
  5. 令和7年6月30日 那賀郡那賀町木頭北川 新九郎山北東面のスギに皮剥ぎの痕跡を発見
  6. 令和7年6月28日 美馬郡つるぎ町一宇 白井登山口から黒笠山までの登山道 登山道沿いの木に皮剥ぎの痕跡を発見
  7. 令和7年6月20日 上勝町スーパー林道道沿い 土地境界の確認作業中、皮剥ぎの痕跡を発見
  8. 令和6年10月6日 美馬市木屋平スーパー林道内 環境調査中に目撃
  9. 令和6年10月2日 美馬市木屋平スーパー林道内 ツーリング中に目撃
  10. 令和6年8月12日 三好市東祖谷 登山者が剣山から下山中に目撃
  11. 令和6年7月30日 勝浦郡上勝町スーパー林道内 国土調査中に目撃
  12. 令和6年7月18日 美馬市木屋平上川(赤帽子山山頂から直下の南側の沢) 登山者が山頂到着時に目撃
  13. 令和6年6月11日 那賀郡那賀町と高知県香美市との県境にある石立山にて、登山者が目撃
  14. 令和6年4月3日 那賀郡那賀町木頭中谷 クマによるスギへの樹皮剥ぎを目撃
  15. 令和5年7月22日 那賀郡那賀町岩倉(山の家から新九郎山方面の登山道途中)にて登山客が糞を目撃
  16. 令和5年7月14日 三好市東祖谷の剣山から次郎笈への登山道にて登山客が目撃
  17. 令和4年7月18日 那賀郡那賀町管内スーパー林道上にて観光客が車に走行中に目撃し、写真を撮影
  18. 令和4年6月26日 那賀郡那賀町岩倉(町道槍戸線とスーパー林道の分岐及び町道槍戸線の笹原谷合流部) 観光客が車で走行中に目撃し、写真を撮影
  19. 令和3年6月17日 那賀郡那賀町木頭久井谷 林業作業員が出勤したところ、現場に置いていたチェーンソーにクマの噛み跡がついていた