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「徳島県版・脱炭素ロードマップ」を策定しました

徳島県版・脱炭素ロードマップ

1 趣旨

本県の地球温暖化・脱炭素対策を戦略的に推進するため、重点施策を新たに設け、具体的な取組みと行程を示すことにより、「2050年カーボンニュートラル」実現に極めて重要な「2030年度目標」達成を確実なものとします。

2 背景

(1) IPCC報告書を踏まえた「パリ協定・1.5℃目標」達成に向けた世界的な取組みの加速

(2) 「改正・地球温暖化対策推進法」に基づく地域脱炭素化促進事業の実施

(3) 「地域脱炭素ロードマップ」による国の施策展開

(4) 「第6次エネルギー基本計画」における自然エネルギーの最優先・最大限導入

3 推進期間、目標

(1) 推進期間
令和3(2021)年度から令和12(2030)年度までの10年間
(集中期間:2021~2025年度 加速期間:2026~2030年度)

(2) 目標(2030年度)
・温室効果ガス排出量50%削減(2013年度比)
・自然エネルギー電力自給率50%超

4 重点施策

(1) 自然エネルギー最大限導入

・環境保全はもとより、地域の課題解決に貢献する再エネ事業立地を促す「促進区域」設定に係る市町村支援

・初期投資低減化ビジネスモデルによる県有施設や住宅等への「自家消費型太陽光発電」の導入加速

・事前復興に資するとともに、ワーケーションの展開をはじめ地方創生にも寄与する、「地域マイクログリッド」の推進

(2) 水素グリッド構想の推進

・地産水素のグリーン化や水素ステーション整備の推進

・水素モビリティ(FCトラックなど)によるグリーン物流の推進

(3) 循環経済への移行

・ゼロカーボンドライブの推進、プラスチックごみや食品ロスの削減

※各行程は、技術革新の進展や制度改正等により、適宜、見直しを実施