〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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徳島はたくさんの素晴らしい自然に恵まれており、わたしたちのくらしを彩っています。
この環境をずっと守っていくためには何ができるでしょうか?
くらしと自然のかかわりを勉強して、自分にできること『MY環境行動宣言』をしてみましょう。
洗濯や台所、トイレなどに流れた水など、くらしの中で使った水を生活排水といいます。
生活排水は浄化槽と呼ばれる装置や、下水処理場という施設できれいにしてから川や海に流されます。
浄化槽はそれぞれの家に付けるもので、単独槽ならトイレの排水を、合併槽ならトイレだけでなく、ほかの排水も併せて浄化しています。
下水処理場は下水管で繋がった地域の排水をまとめてきれいにしている施設です。
ビニール袋やお菓子の包み紙、飲み終わったペットボトルなど、くらしの中で色々なゴミが出てきます。
家庭から出たゴミは収集車で集められたあと、可燃ゴミであれば燃やされて、灰は処分場に埋め立てられています。
ゴミの焼却は体積を少なくできますが、処分場にも埋め立てられる量に限界があることや、燃やした時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素が出てしまうため、ゴミの量を減らす必要があります。
このためReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3Rが大切です。
リデュースは要らないものを買わないなどしてゴミを減らすこと、リユースは大切に繰り返し使ってゴミを出さないようにすること、リサイクルはプラゴミから再生プラスチックを作るなど新しく資源に作り変えることです。
また、ポイ捨てされたゴミなど、きちんと収集されなかったゴミは風に運ばれるなどして川や海に流れ着くことがあります。
ウミガメがクラゲと間違えてビニール袋を食べてしまったり、波の影響などで細かく砕かれてマイクロプラスチックと呼ばれる状態になり、魚や貝に取り込まれてしまうことがあります。
●もっと学んでみる▶3Rまなびあいブック[こども向け](環境省リンク・PDFファイル)
●もっと学んでみる▶海洋ごみ学習用教材[小中学生用](環境省リンク・PDFファイル)
もともとその地域にいた生き物を在来種といい、人が持ち込んだ生き物のことを外来種といいます。
外来種が入ってくると、在来種のすみかや食べ物が奪われてしまうことがあり、地域の生き物たちに影響がでます。
また、外来種のなかでも特に影響が大きいものは特定外来生物に指定されています。
特定外来生物には、繁殖力がつよく切れはしからでも再生してしまうオオフサモのような植物や、オオクチバス(ブラックバス)のような魚類のほか、ヒアリやセアカゴケグモのように毒をもつもの、人を噛むことがあるカミツキガメのように直接ケガなどにつながる生き物もいます。
これらの生き物は、人為的に放された、飼われていたものが捨てられた、荷物に紛れて入ってくるなど、色々な形で日本に来ています。
●もっと学んでみる▶日本の外来種対策(環境省リンク)
●もっと学んでみる▶「特定外来生物」を拡げないために(徳島県リンク)
環境のためにひとりひとりができることがあります。
・料理の際に出た生ごみが流れ出さないようにネットを使ったり、フライパンの油を紙でふき取る。
・マイバッグを使ってレジ袋を貰わない、清掃活動に参加してゴミを拾う。
・しっかりと分別してリサイクルに取り組む。
・生き物を飼うときは責任をもって最後まで面倒をみる。
色々と考えてみましょう。
自分にできることが決まったら、MY環境行動宣言をして、今日から実行してみましょう。