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【ご注意ください】セアカゴケグモの確認事例が増えています!

【お知らせ】令和6年10月7日、徳島市南二軒屋町、安宅で新たにセアカゴケグモが確認されました。

【お知らせ】令和6年9月6日、徳島市新浜町で新たにセアカゴケグモが確認されました。

【お知らせ】令和6年7月30日、徳島市城南町で新たにセアカゴケグモが確認されました。

【お知らせ】令和6年4月19日、徳島市上吉野町で新たにセアカゴケグモが確認されました。

セアカゴケグモはオーストラリア原産の外来生物ですが、平成7年に大阪府と三重県で生息が確認されて以降、各地に分布を拡大しています。

徳島県では平成22年に鳴門市里浦町の大手海岸で初めて確認され、その後、徳島市、阿南市、小松島市、松茂町、上板町、吉野川市、北島町、石井町、藍住町でも確認されています。

また、高速道路のサービスエリアや空港など、多くの方が利用する施設や住宅地での確認事例もでてきておりますので、留意点などをお知らせいたします。

セアカゴケグモの特徴

・成熟したメスの体長(口~腹部の一番下まで。脚は含まない。)は約0.7~1cm程度で、腹部が球状
・メスの体は全体が黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条があり、腹部の腹面には赤色の砂時計型の模様がある

・オスの体長は約4~5mm程度で、毒をもたない
・オスの腹部背面は灰白色で中央に縁取りのある白い斑紋があり,その両側に黒紋が2列に並ぶ
・成熟したオスは,腹部が細く頭部の触肢が丸く膨らんでいて区別できる


・卵嚢は直径1~1.5cmで乳白色

セアカゴケグモの留意点

(1)攻撃的なクモではありませんが、メスは神経毒をもっているため、咬まれた場合、局所の疼痛、熱感程度の症状があり、小児、高齢者等の人が咬まれると、まれに重症化することがあります。(オスは毒をもっていません。)

(2)セアカゴケグモは、次のような場所を好みます。
・コンクリートブロックの凹み・穴
・プランターと壁との隙間
・排水溝、排気口、水抜き管
・自販機、室外機の裏側(人工的熱源の周辺)
・自転車のサドル
・脱衣場、下駄箱

このような場所で作業する場合は、念のため軍手など手袋を着用して下さい。
長期間放置した手袋や靴を着用する際には中にセアカゴケグモが入り込んでいないかご確認ください。

セアカゴケグモを発見したら

次のいずれかの方法で直ちに駆除してください。

・市販の殺虫剤を噴霧する

・踏みつぶす など

セアカゴケグモは「特定外来生物」に指定されています。

・許可なく生きたまま持ち運ぶことが禁止されており、違反すると罰せられることがあります。

万が一咬まれた場合、咬まれた場所を水で洗って清潔にし、医療機関に相談してください。

セアカゴケグモに関する相談対応

見つけたとき(生息情報について)

お住まいの市町村役場まで御連絡ください。

または、

・・・生活環境部サステナブル社会推進課088-621-2263

咬まれたとき、屋内にいたとき

・・・危機管理部安全衛生課088-621-2264