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酸性雨について

雨水には大気中の様々な物質が溶け込みます。

そのなかでも窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が溶け込むと硝酸イオンや硫酸イオンとなり、雨水が酸性となります。

大気中の二酸化炭素が溶け込むとpHは5.6となることから、pH5.6以下の雨が一般的に酸性雨と呼ばれます。

酸性となった雨は植物に悪影響をあたえたり、建造物を劣化させたりする可能性があります。

NOxやSOxの発生源としては事業場から排出されるばい煙や自動車排出ガス、雷・火山等の自然現象があります。

近年は汚染物質の越境汚染も問題となってきました。

環境の変化は短期的に見るとわずかなものであるため、長期的な視野でモニタリングを続けていく必要があります。

徳島県では昭和59年度から徳島市で調査を開始し、現在は徳島市・阿南市・美馬市の3地点で調査を行っています。

これまでの測定結果については、「徳島県環境白書」に記載されています。

 ○ 徳島県ホームページ「とくしまの環境(徳島県環境白書)」