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徳島県動物愛護管理推進計画の改定について

徳島県では動物愛護管理に係る取組みを具体的に推進するため、平成20年度より「徳島県動物愛護管理推進計画」を定め、各施策に取り組んできました。この取り組みが平成30年度をもって終了することから、平成31年度より新たな「徳島県動物愛護管理推進計画」を定め、これまでの取組みによる成果及び今後の課題を踏まえ、本計画の見直しを行い、次のとおり改定いたしました。

改定の際に県民の皆様からご意見を募集したところ(パブリックコメント)、16名70件のご意見をいただきました。

ご意見の概要および県の考え方は次のとおりです。

貴重なご意見をいただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

徳島県動物愛護管理推進計画ってどんな計画?

少子高齢化や核家族化が進行する中で、県民の愛玩動物に対する関心は高く、それぞれの家庭では犬,猫をはじめ、さまざまな種類の動物を飼うようになり、コンパニオンアニマル(伴侶動物)と呼ばれるように、単なる愛玩ではなく、家族の一員あるいは人生のパートナーとして、心の支えとする方々が増えています。

一方で、十分な知識のないまま安易に飼養を開始し、結果として、不適切な飼養や飼養放棄につながり、近隣とのトラブルや虐待、遺棄等の問題を起こしている例が少なくありません。また、飼い主不明の犬や猫に対する無責任な餌やりに係るトラブルや一部の悪質な動物取扱業者で見られる不適切な管理等動物の愛護管理に関する問題は後を絶ちません。

徳島県の人口1万人あたりの犬猫の処分頭数は、全国の上位に位置しており、県民の動物愛護に対する実効ある啓発、また、動物の愛護や福祉を視点とした施策の展開が重要となっています。

このような動物愛護に係る取組みを具体的に推進するため、平成20年度を始期とした10カ年計画「徳島県動物愛護管理推進計画」を定め、徳島県動物愛護推進協議会において、関係団体と協議を行いながら、各施策等を策定したものです。