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業務の概要

普及指導活動の方針

 当管内は、吉野川中流域に位置し、吉野川沿いに分布する水田以外の多くの耕地は山間部に点在し、条件的に不利な中山間地域となっています。また、一戸当たりの耕地面積は、美馬市93a、つるぎ町87aと小さく、特に南岸地域の経営規模は零細です。農業生産は、 ブロイラーを中心とした畜産部門のウエイトが特に高く、耕種部門では自然条件等を活かし、水稲、果樹、野菜等において特徴のある産地が形成されています。

 一方、農業を取り巻く情勢は、経済のグローバル化や少子・高齢化による消費者の価値観やライフスタイルの多様化、気候変動をはじめとする環境問題などにより、流通や消費動向の変化が激しさを増し、生産から流通までを総合的に捉え、迅速に対応することが必要となってきています。

 このため、生産技術や経営管理などに対する支援を通じ、当地域の特色を活かした産地の育成をはじめ、産地を支える多様な担い手の育成、さらには地域の農産資源を活かした地域の活性化に向け、関係機関と連携を図りながら、計画的かつ効果的な普及指導活動を展開します。

 なお、こうした課題解決に当たっては、「にし阿波振興計画」、「徳島県食料・農林水産業・農山漁村基本計画」、「協同農業普及事業の実施に関する方針」等を踏まえつつ、実施します。

普及計画(重点課題令和5年度~令和7年度)

  1. 地域の特性を活かした産地づくり
    1. 園芸産地の振興
      1. ブロッコリー
      2. 夏秋なす
    2. 中山間地域の振興
      1. かき産地の再編
      2. 次期展開品目の検討
      3. 鳥獣害対策の推進
  2. 農業を支える担い手の確保及び育成
    1. 農業の新たな担い手の確保及び経営発展の支援
  3. 環境負荷を低減した持続可能な農業の推進
    1. 環境負荷低減に向けた技術の普及
  4. スマート農業技術の実装
    1. 先端技術の活用による農作業の省力・軽労化

活動体制

管内1市1町(美馬市、つるぎ町)を対象に、農業支援・にし阿波ブランド推進担当を設置しました。市町行政、農協、団体等との連携を密にし、地域の農業の振興やビジョン策定に関するコーディネートを行い、担い手を育成・確保し、農村の活性化を図ります。

なお、技術や経営指導を基本に、地域におけるブランド品目の産地育成・支援等、農業振興上の重要課題を解決するため、関係機関と連携を図りながら、効率的かつ効果的な活動を行います。

活動の紹介

管内の農業紹介

技術情報

お問い合わせ先

所在地 〒779-3602 美馬市脇町大字猪尻字建神社下南73 西部総合県民局 美馬庁舎4階

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