椎ヶ丸遺跡
しいがまるいせき
所在地
徳島県阿波市土成町吉田字椎ヶ丸
キーワード
県下最大の旧石器時代遺跡
概要
椎ヶ丸遺跡は宮川内谷川の左岸、標高約90mの河岸段丘上から発見された約25,000~20,000年ほど前の旧石器時代の遺跡である。1990年(平成2年)に高速道路建設に伴って調査が行われ、多くの石器が出土している。出土した石器は国府型ナイフ形石器などの中とする狩猟具が多く、その他のナイフ形石器をあわせるとこれまでの調査や採集により100点以上のナイフ形石器が出土していることになる。最も多くの石器が広範囲より出土していることから、県下最大の旧石器時代の集落遺跡と考えられている。
問い合わせ先
徳島県立埋蔵文化財総合センター
参考文献
- 徳島県埋蔵文化財センター調査報告書第6集「椎ヶ丸~芝生遺跡」 (PDF:79 MB)