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とくしま歴史文化総合学習館(徳島県立埋蔵文化財総合センター)

レキシルとくしま

国府

こくふ

国府は古代の地方都市のことであり、大化の改新(645年)により国司制度が始められると各国に行政官庁ができた。また国府の近辺には国分寺などが必ず置かれていた。国府の形態は周囲に川を巡らせたり、低い丘陵に取り囲まれたりして防御と交通の便を兼ねたものとなっている。阿波国府の所在地は、観音寺遺跡の発掘調査の成果などにより徳島市国府町観音寺一帯が推定地とされている。

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