プログラム名 | 生活の中の木材探し~衣食住と木のつながりを考える~ | |||
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ねらい | 木材は、日本で随一ともいえる再生産可能な資源であり、しかも、相当の資源量を持っている。特に徳島県は、県土の75%が森林であり、県民1人当たりの森林面積は全国第14位、同じく木材資源量を示す県民1人当たりの森林蓄積は全国第10位となっている。森林はその存在で多くの公益的機能を持っていることは、知られているが、その森林から生産される木材の資源としての重要性については意外に知られていない。 化石燃料の枯渇や地球温暖化、南海地震等の天変地異も懸念される今日、身近で最も利用しやすい資源である木材と衣食住とのかかわりを体験し、私たちの生活と直接関係する森林や木材の働きについて考える。 |
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時数 | 14時間 | |||
学習活動 | きづく | 学校の中の木材 | 1.(1)『学校の中の木材探し』 ・生活に使われている、木材を、話し合いの中で見つけていく。 ・学校探検隊出動!学校内で使われている木材や森林をデジカメで記録する。それを衣食住に分類してみる。 |
3時間 |
つかむ1 | 木材と「衣」 | 2.(2)『木材を使った衣について考える』 ・衣服の材料による違い、必要性や歴史をそれぞれの児童が着ている服から、話題を拡げることで、繊維について子どもの興味を引き出す。 ・簡単な植物からの繊維抽出実験を行う。 |
3時間 | |
つかむ2 | 木材と「食」 | 3.(3)『木材を使った食について考える』 ・木の実を食べる体験を通して、地球上の資源により生かされてきた人類のことを考え、緊急時のサバイバルにも役立てる。 ・木材が、燃料として使えることをはっきり認識する。 |
3時間 | |
つかむ3 | 木材と「住」 | 4.(4)『木材を使った住について考える』 ・住宅や建物に使われている木材を通して、快適な生活につながる木材の性質を学ぶ。 ・さらに、地球上の資源を使って様々な物が生産され使用されている現状と、その中での随一の再生産可能資源である木材の重要性を認識する。 |
3時間 | |
ふりかえる・まとめる | 森林・木材と人のつながり | 5.学習をまとめることで、森林・木材と周りのつながり、人間生活との関連を学ぶ。 | 2時間 |