文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

徳島県海岸漂着物対策推進地域計画について

 徳島県の海岸を含む国内の魅力的な海岸の多くには、漂着物が押し寄せており、海岸の環境の悪化、美しい浜辺の喪失、海岸機能の低下、漁業への影響等の被害が生じています。

 平成21年7月には、海岸漂着物対策の推進を図ることを目的として、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(以下、「海岸漂着物処理推進法」という。)」が制定され、同法において都道府県は、海岸漂着物対策を重点的に推進する区域やその内容、関係者の役割分担及び相互協力、海岸漂着物対策の実施に当たって配慮すべき事項などについて具体的に定める地域計画を策定するものとされました。

 これを受けて、徳島県では、平成24年3月に「とくしま海岸漂着物対策取組方針(以下、「方針」という。)」を策定し、関係者の適切な役割分担と幅広い連携・協力等により、県内海岸の良好な景観や環境の保全を図ってまいりました。

 しかしながら、近年では、海洋プラスチックが生態系に与える影響等の海岸漂着物に関する国際的な関心の高まりを受けて、平成30年6月に「海岸漂着物処理推進法」の改正や同法に基づく国の基本方針が令和元年5月に改定されました。

 このことから、県では、国の法改正や基本方針改定等を踏まえ、新たな課題への対応や取組の充実を図るために「方針」を見直し、「徳島県海岸漂着物対策推進地域計画」として改定しました。

(参考)とくしま海岸漂着物対策取組方針