文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

平成25年度県税収入の概要

平成25年度県税収入の概要について

平成25年度の県税収入は,730億5千1百万円となり,前年度決算額695億5千7百万円と比較して,率で5.0%,税額で34億9千4百万円の増収となりました。

2月補正(40億円増額補正)後の予算額705億円と比較すると,3.6%増,25億5千1百万円の増収となりました。

また,徴収率は前年度と比較し,0.3ポイント増の97.6%となりました。

増収となった主な税目の状況

(1)個人県民税(株式等譲渡所得割)

平成25年1月以降の株価の上昇を背景に,前年度決算比212.1%%増,22億6千2百万円の増収となりました。

(2)法人事業税

法人事業税の課税額の7割強を占める主要法人(大口法人)317社を見ると,29業種のうち,化学工業など18業種で「増収」となり,主要法人(大口法人)合計で,11.6%増,10億7千3百万円の増収となりました。

法人事業税全体では,前年度決算比10.1%増,13億1千万円の増収となりました。

(3)個人県民税(配当割)

上場企業の業績好調を反映し,前年度決算比85.3%増,4億9千7百万円の増収となりました。

(4)個人県民税(均等割・所得割)

扶養控除の見直し(特徴分)等による課税所得の増及び徴収率の伸び(0.4%増)により,前年度決算比1.2%増,2億5千5百万円の増収となりました。

(5)地方消費税(譲渡割)

本県申告分の納付額は微減も,還付額が約25%減少し,前年度決算比4.1%増,2億5千1百万円の増収となりました。

減収となった主な税目の状況

(1)県たばこ税

法人実効税率の引下げに伴い,市町村が減収となる一方で,課税ベースの拡大により都道府県の法人事業税は増収となるため,道府県たばこ税の一部が税率改正により市町村たばこ税に移譲され,前年度決算比▲40.0%減,▲6億7千1百万円の減収となりました。

(2)自動車取得税

消費増税前の駆込み需要の影響等により,取得台数は増も,エコカー減税の対象車の増により,課税台数は減少し,前年度決算比▲13.2%減,▲1億4千5百万円の減収となりました。

(3)法人県民税

法人税の税率引下げの影響により,前年度決算比▲2.4%減,▲1億9百万円の減収となりました。

以上により,平成25年度の県税収入は,旧法による税を除く17税目で見ると,個人県民税(株式等譲渡所得割)を含む6税目で増収となり,県たばこ税を含む11税目で減収となりました。