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平成24年度県税収入の概要

平成24年度県税収入の概要について

平成24年度の県税収入は、695億5千7百万円となり、前年度決算額662億3百万円と比較して、率で5.1%、税額で33億5千3百万円の増収となりました。

また、徴収率は前年度と比較して0.1%増の97.3%となりました。

主な税目の状況

(1)個人県民税

上場株式の配当等や上場株式等の譲渡益の減少により、配当割、株式等譲渡所得割は減収となったものの、年少扶養控除の廃止、特定扶養控除の見直し及び退職所得に係る10%税額控除の廃止などにより均等割・所得割は増収となり、個人の県民税全体では前年度比3.4%、7億3千7百万円の増収となりました。

(2)法人県民税

主力製品の好調や平成24年度後半に急速に進んだ円安の影響などによる製造業の利益の増加などにより、前年度比13.9%、5億5千5百万円の増収となりました。

(3)法人事業税

法人事業税の課税額の約7割を占める大口法人320社では、29業種のうち化学工業、運輸・通信業など14業種で増収となり、大口法人合計で前年度比17.6%、13億8千5百万円の増収となりました。法人事業税全体では前年度比18.2%、19億9千6百万円の増収となりました。

(4)軽油引取税

軽油を燃料とする車両の減少等の需要の減により、前年度比1.3%、8千百万円の減収となりました。

(5)自動車税

課税対象となる自動車の台数が、普通乗用車、バス、三輪小型自動車を除く車種で減少したことにより、前年度比0.8%、8千5百万円の減収となりました。

以上のように、平成24年度の県税収入は、旧法による税を除く14税目で見ると、個人県民税や法人事業税など7税目で増収となり、利子割県民税など7税目で減収となりました。