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アイドリングストップ~人と地球のためにできること~

汚れた空気,騒がしい音,地球温暖化,気になりませんか?

徳島県では,駐停車中にエンジンを止める「アイドリングストップ運動」を推進しています。

かけがえのない地球を守れるのは,私たち一人ひとりの小さな実行力です。

アイドリングストップ運動って,何?

自動車は便利で,生活や社会の活動に不可欠です。

しかし,その排気ガスは空気を汚し,騒音・振動・悪臭により人に迷惑をかけてしまいます。

そこで,私たち一人ひとりが自動車を使用するとき,人に,地球に必要以上に迷惑をかけないように行動する,これが「アイドリングストップ運動」です。

どんなアイドリングをストップする?

次のときは,アイドリングをストップしましょう。

  • 車を離れる間
  • 人を待つ間
  • ちょっと車内でひと休み
  • 荷物を積み下ろしする間など

交差点で自らエンジンを止める手動アイドリングストップは,次の点で安全性に問題があるため注意しましょう。(自動アイドリングストップ機能搭載車は問題はありません。)

  • 手動アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキの効きが悪くなります。
  • 慣れないと誤操作や発進遅れが生じます。
  • バッテリーなどの部品寿命の低下によりエンジンが再始動しない場合があります。
  • エアバックなどの安全装置や方向指示器などが作動しないため,先頭車両付近や坂道での手動アイドリングは避けましょう。

また,極寒冷地(-20℃程度)など特別な状況を除き,走りながら暖めるウォームアップ走行で充分です。

アイドリングストップの3つの効用

  1. 人に優しい。(騒音・振動・排気ガスによる不快感をストップ)
  2. 環境に優しい。(大気汚染、地球資源(ガソリン)の無駄遣いをストップ)
  3. 財布に優しい。(ガソリン節約で小遣い(経費)の無駄をストップ)

     10分間のアイドリング(エアコンオフの場合)で130cc程度の燃料を消費します。

徳島県生活環境保全条例

徳島県では「徳島県生活環境保全条例」において,アイドリングストップについて次のように定めています。

(自動車の運転者等の努力義務)

第101条

自動車を運転する者及び所有する者は,当該自動車について常に適正な運転及び必要な整備を行い,当該自動車からみだりに排出ガス及び騒音を発生させないよう努めなければならない。

(自動車の駐車時における原動機の停止)

第102条

自動車を運転する者は,自動車から排出される排出ガス及び騒音の低減を図るため,自動車の駐車(自動車が客待ち,荷待ち,貨物の積卸し,故障その他の理由により継続的に停止すること又は自動車が停止し,かつ,当該自動車の運転をする者がその自動車を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。)をする場合には,緊急その他やむを得ない理由があるときを除き,当該自動車の原動機を停止するよう努めなければならない。

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