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台湾で狂犬病が発生しました

台湾で2012年5月以降に見つかった野生動物のイタチアナグマ3頭の死骸から狂犬病ウイルスが検出され、狂犬病の感染が確認されました。

また7月22日には狂犬病に感染したイタチアナグマによる人への咬傷事故が発生しています。

海外に渡航される方は、現地でむやみに動物に近寄ったり触れたりしないように注意してください。

狂犬病とは

  • 犬だけでなくあらゆる動物に感染し、発病すると100%死に至る大変危険なウイルス性感染症です。
  • 人への感染のほとんどが感染動物からの咬傷によるもので、世界では年間5万5千人が死亡しています。
  • アジアにおける人への感染の98%が、狂犬病に感染した犬の咬傷によるものです。

台湾はこれまで52年間狂犬病の発生が無く、狂犬病の清浄国とされていました。

狂犬病の清浄国・地域は世界中で日本を含む7地域しかなく(平成25年7月末現在)、今後不法上陸犬やコンテナ迷入動物などにより日本にウイルスが持ち込まれる危険性があります。

犬の飼い主さんには「狂犬病予防法」に基づき以下のことが義務付けられています。

  • 市町村への犬の登録
  • 犬に毎年狂犬病の予防注射を受けさせること
  • 犬に鑑札と狂犬病予防注射済票を付けること

※注射済票の交付を受けないと、注射実績として登録されません。必ず市町村窓口で交付を受けて下さい。

人と飼い犬の命を守るために必ず行うようにしてください!