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平成28年社会生活基本調査 生活行動に関する集計結果の概要

 平成29年7月14日に総務省統計局から,平成28年社会生活基本調査 生活行動に関する集計結果が公表されました。

 この調査では,自由時間における主な活動(「学習・自己啓発・訓練」,「ボランティア活動」,「スポーツ」,「趣味・娯楽」及び「旅行・行楽」)について,過去1年間に,それぞれの種類別に行ったか否か,行った場合には,1年間の活動状況(頻度,目的,方法等)を調査しました。

 徳島県では,総務省が指定する23市町村131調査区(約1,600世帯)で調査が行われました。徳島県分の結果(全国及び前回(平成23年)と比較したもの)の概要については,次のとおりです。

 ※行動者率:10歳以上人口に占める過去1年間(平成27年10月20日~平成28年10月19日)に該当する種類の活動を行った人の割合(%)  

 なお,詳細については総務省統計局のホームページに掲載されています。

 http://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/index.htm

徳島県の生活行動に関する集計結果の概要について

1 学習・自己啓発・訓練

全国の「学習・自己啓発・訓練」(仕事や学業は除く)の行動者率は36.9%で5年前より1.7ポイント上昇し,徳島県の行動者率は31.8%で5年前より3.3ポイント上昇している。
項目別では,全国,徳島県ともに,ほとんどの項目が上昇している。
料理・裁縫・家庭経営などの「家政・家事」が最も上昇しており,5年前に比べて全国2.8ポイント,徳島県2.7ポイント上昇している。

2 ボランティア活動

全国の「ボランティア活動」の行動者率は26.0%で5年前より0.3ポイント低下しているが,徳島県の行動者率は26.2%で5年前より1.9ポイント上昇している。
徳島県では,「まちづくりのための活動」,「スポーツ・文化・芸術・学術に関係した活動」,「安全な生活のための活動」などは上昇している。一方,全国,徳島県ともに「災害に関係した活動」などが低下している。

3 スポーツ

全国の「スポーツ」の行動者率は68.8%で5年前より5.8ポイント上昇し,徳島県の行動者率は65.4%で5年前より7.9ポイント上昇している。
項目別では,全国,徳島県ともに,ほとんどの項目で上昇している。
「ウォーキング・軽い体操」の上昇率が高く,5年前に比べて,全国6.1ポイント,徳島県9.2ポイント上昇している。

注)徳島28年の行動者率が4%以上の種類を表章

4 趣味・娯楽

全国の「趣味・娯楽」の行動者率は87.0%で5年前より2.2ポイント上昇し,徳島県の行動者率は82.1%で5年前より3.0ポイント上昇している。
項目別では,全国,徳島県ともに,ほとんどの項目で上昇している。
「映画館以外での映画鑑賞」の上昇率が高く,5年前に比べて,全国11.6ポイント,徳島県12.0ポイント上昇している。次いで,「映画館での映画鑑賞」が5年前に比べて,全国4.5ポイント,徳島県3.9ポイント上昇している。

※)映画館以外での映画鑑賞は,平成23年は「DVD・ビデオなどによる映画鑑賞(テレビからの録画は除く)」として調査,平成28年は「映画館以外での映画鑑賞(テレビ・DVD・パソコンなど)」として調査しており,定義の変更があるため比較には注意を要する。

注)徳島28年の行動者率が上位15の「趣味・娯楽」の種類を表章

5 旅行・行楽

全国の「旅行・行楽」の行動者率は73.5%で5年前より0.3ポイント上昇し,徳島県の行動者率は66.8%で5年前より0.3ポイント上昇している。
「観光旅行(国内)」の行動者率は,5年前より全国3.5ポイント,徳島県4.7ポイント上昇している。