5か月を過ぎるころになると、赤ちゃんは寝返りを打てるようになります。ソファーやテーブルなどの高いところに寝かせた場合、寝返りの際に、赤ちゃんが転落するおそれがあります。赤ちゃんをソファーなどの高いところに寝かせないようにしましょう。また、ベビーベッドの柵は常に上げておきましょう。
はいはいが始まると動きが活発になるので、階段や玄関から転落しないよう注意が必要です。玄関や階段など転落の危険のある場所には柵をつけたり、これらにつながるドアには鍵をかけて、子どもが一人では行けないようにしておきましょう。階段では上下2か所に柵をつけましょう。
赤ちゃん用の椅子は安定のよい、倒れにくいものを選びましょう。ハイチェアに座らせる場合は安全ベルトを締め、乗り降りは大人が行うようにしましょう。
赤ちゃんが椅子に座っているときにテーブルを足で蹴った勢いで椅子が倒れたり、椅子に自分でよじ登ったり、椅子の上に急に立ち上がったりして、転倒、転落するおそれがあります。
窓の近くにソファーを置いたり、バルコニーに植木鉢や新聞紙の束を置いたりするなど、踏み台になるものを置かないようにしましょう。子どもが窓やバルコニーから体を乗り出して外を見ているうちに、転落するおそれがあり、危険です。
歯ブラシやフォーク、ペンなどをくわえたまま、歩いたり走ったりさせないようにしてください。口に歯ブラシやフォーク、ペンなどを加えたまま歩いたり走ったりすると、転んだときに喉に刺さったり、口を切ったりする危険があります。
子どもを自転車に乗せているときに、自転車が転倒する事故が多く発生しています。
徳島県では、休日夜間の子どもの急な病気やけがなどの際に、看護師が電話相談に応じ、 家庭の対処方法等について助言を行う「徳島こども救急電話相談」を設置しています。御利用ください。
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