滝の宮経塚(県指定史跡)
たきのみやきょうづか(けんしていしせき)
所在地
徳島県美馬市美馬町滝の宮
キーワード
出土遺物豊富な鎌倉時代の経塚 県指定史跡
概要
滝の宮経塚は標高約130mの丘陵の突端に築かれている。砂岩を積み上げた石積の塚に、経筒を収める結晶片岩製の八角形の小石室を設けている。経筒は土師質の筒形の容器に収められおり、銅製でハート形の透かしをもつつまみが付く。銅鏡1点(秋草双鸞鏡)や青白磁の合子、鉄刀・刀子などが出土している。 経塚は県指定史跡に、出土品は県有形文化財(考古資料)に指定されており、美馬市郷土資料館に展示されている。
問い合わせ先
美馬市教育委員会
参考文献
『歴史時代の徳島市阿波の経塚』1984
『徳島県の文化財』徳島県教育委員会1978