文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

とくしま歴史文化総合学習館(徳島県立埋蔵文化財総合センター)

レキシルとくしま

古代体験学習についてはコチラをご覧ください。

2016レキシルとくしまミニ展示3「板野町の文化財 地蔵寺の経筒」開催します!

レキシルとくしまが位置する板野町には、多くの文化財があります。今回、四国霊場第5番札所地蔵寺から江戸時代(元禄10年)に出土したとされる経筒を紹介します。
経筒とは、経典を入れて経塚に埋めるために用いられる筒で、材質は青銅製・金銅製・鉄製・陶製・石製があります。
地蔵寺の経筒は、青銅製で鋳造によって作られています。土製の外容器に収められていましたが、残念ながら中に納められた経典は残されていませんでした。
経塚は、末法の世に経典がなくなることをおそれ、永く後世に経典を伝えるために地中に埋め塚を築いたものです。板野町指定文化財(昭和49年2月1日)である
この経筒は、末法思想による信仰が徳島においてどのような広がりをみせたのか知る手がかりとなります。

  • 場所レキシルとくしま(徳島県立埋蔵文化財総合センター)エントランス

© 2001-2019とくしま歴史文化総合学習館「レキシル とくしま」(徳島県立埋蔵文化財総合センター)