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とくしま歴史文化総合学習館(徳島県立埋蔵文化財総合センター)

レキシルとくしま

徳島県の「県の石」について

日本地質学会は、全国47都道府県について、その県に特徴的に産出、あるいは発見された岩石・鉱物・化石をそれぞれの「県の石」として選定し、2016年5月10日に発表しました。
徳島県では、県の石として「青色片岩」、鉱物は「紅れん石」、化石は「三角貝プテロトリゴニア」があげられています。青色片岩は藍閃石片岩とも呼ばれ、緑がかった結晶片岩の中でも藍色の強い石になります。
三波川変成岩類の中で、青色片岩のまとまった産出が知られるのは眉山〜高越地域のみです。弥生時代の徳島では、石包丁や磨製石斧といった石器の材料に青色片岩等を用いてきました。
レキシルとくしま(徳島県立埋蔵文化財総合センター)の展示品の中に、青色片岩を用いた石器があります。レキシルとくしまに来られた時は、展示室にある「徳島県の石」をぜひご覧になってくださいね(^0^)/。
地質学会ホームページ http://www.geosociety.jp

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