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とくしま歴史文化総合学習館(徳島県立埋蔵文化財総合センター)

レキシルとくしま

古代体験学習についてはコチラをご覧ください。

伝統文化親子体験教室事業 「阿波の弥生鍛冶を再現する」 開催のお知らせ

弥生時代、徳島市国府町の矢野遺跡では、周辺では類をみないほど高い技術で、鉄製品の製作「鍛冶」が行われていました。
古(いにしえ)の技術を再現し、鉄に寄せる古代人の思いを、親子で学んでみませんか。
教科書には書かれていない歴史を研究し、古代の知恵と技を体験する、徳島県埋蔵文化財センターとっておき古代体験学習です。


【弥生鍛冶の概要】
弥生時代、鉄は大陸から伝わってきた未知の新素材で、鉄を加工する技術「鍛冶(かじ)」もまた当時最先端のハイテクノロジーでした。
この新素材である鉄を加工し製品にしていた「鍛冶炉」が、徳島の弥生時代の遺跡でも発見されています。中でも徳島市矢野遺跡で見つかった鍛冶炉は、同時期の遺跡で見つかる鍛冶炉よりも高度な技術を使ったものでした。
(矢野遺跡、鍛冶炉がある竪穴住居の跡)
(鍛冶炉の様子)

伝統文化親子体験教室事業「阿波の弥生鍛冶を再現する」では、弥生時代の鍛冶技術やその背景にある徳島の弥生鍛冶について、子ども達・保護者対象に考古学体験教室(弥生鍛冶講座、鉄器づくり体験教室)を開催します。
体験学習では、矢野遺跡でみつかた鍛冶炉を再現すると共に、鍛冶関連品出土品を参考にして、当時利用していたものに近い道具を用いるなど、弥生時代を直に感じられる技術についても再現します

日時
【講座】平成26年3月8日(土)13:30~16:30
弥生時代の鉄器生産についての知識を深めます
(1)授業2時間(途中で休み時間あります)。弥生時代の鍛冶についての授業です。
(2)体験学習1時間 鍛冶に欠かせない送風機「ふいご」をビニール袋で作ります。つくった「ふいご」で空気を鍛冶炉に送る練習をしましょう。

【体験】平成26年3月23日(日)13:30~16:30
・再現した鍛冶炉で、素材となる鉄を加熱し、金づちを使って鉄の製品を実際に作る体験です。
・鉄を加熱するために、「ふいご」で風を鍛冶炉に送り込みます。
・作った鉄製品を、砥石でこすって表面を磨きます。

会場
徳島県立埋蔵文化財総合センター研修室・体験テント

定員・対象
15組(30名)【徳島県在住の小学校4年生~6年生とその保護者】
(講座・体験学習のどちらにも参加できること)

■ 申し込み 往復はがきでお申し込みください。
■ 締切 平成26年2月24日(月)必着。定員を超えた場合は抽選。
■ 会場 徳島県立埋蔵文化財総合センター(板野郡板野町犬伏字86番2)
■ 主催 徳島県地域伝統文化総合活性化委員会

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