浅川観音庵昭和南海地震津波襲来地点石標
あさかわかんのんあんしょうわなんかいじしんつなみしゅうらいちてんせきひょう
所在地
海陽町浅川字イナ
キーワード
昭和南海地震の津波の高さ(標高約4m)
国登録記念物(2017年10月13日登録)
概要
建立年月日:不詳
対象地震名:昭和南海地震
国登録記念物(2017年10月13日登録)
石材:砂岩
碑の高さ:78センチメートル,幅:15.5センチメートル,厚さ:15.5センチメートル。
(碑の形状と内容)
『浅川村震災誌』(浅川村震災誌委員会1957)によると,「観音堂の石段は十三段目」と記述されていることからこの位置に設置されたと考えられる。
砂岩製の角柱状の石標である。正面には「南海地震津浪襲来地点」,左側面には建立者名が刻まれている。
(参考文献)
浅川村震災誌委員会『南海大地震浅川村震災誌』1957
羽鳥徳太郎『高知・徳島における慶長・宝永・安政南海道津波の記念碑1946年南海道津波との比較』東京大学地震研究所1978(昭和53)P.437
猪井達雄,澤田健吉,村上仁士『徳島の地震津波-歴史資料から-』徳島市民双書16徳島市立図書館1982(昭和57)P.57
海南町『南海地震津波の記録宿命の浅川港』1986(昭和61)P.6
3D
- 浅川観音庵昭和南海地震津波襲来地点石標 (PDF:84 MB)
碑文(現代語訳)
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参考文献
徳島県教育委員会編2017『南海地震徳島県地震津波碑調査布告書』徳島県埋蔵文化財調査報告書第3集
問い合わせ先
徳島県教育委員会教育文化課