やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

とくしま歴史文化総合学習館(徳島県立埋蔵文化財総合センター)

レキシルとくしま

大原地神上棟式記念碑

おおばらじじんじょうとうしききねんひ

所在地

阿南市福井町大原

キーワード

昭和南海地震の記録

国登録記念物(2017年10月13日登録)

概要

建立年月日:1948(昭和23)年12月21日
対象地震名:昭和南海地震
国登録記念物(2017年10月13日登録)
石材:砂岩
本体の高さ:137センチメートル,幅:40センチメートル,厚さ:25センチメートル。
台石の高さ:8センチメートル,幅:55センチメートル,奥行き:50センチメートル。
(碑の立地と形状)
福井川は南から蛇行しながら北上し橘湾にそそぐ。
国道55号線を阿南市街から南下し,福井川にかかる湊橋を渡ると水田地帯が広がり,国道の西側に集会所の建物が見える。農道に入って集会所の前を通り過ぎると,石組みの土台の上に「天照大神」と書かれた六角柱の石造物が置かれた,通称「地鎮さん」が祀られている。碑は「地鎮さん」の向かって右側にある。砂岩製で碑本体の高さ137センチメートル,幅40センチメートル,厚さ25センチメートルである。高さ8センチメートル,幅55センチメートル,奥行き50センチメートルの砂岩の台の上に建っている。砂岩を打ち欠いて長方形に成形している。
(碑文の内容)
1946年の昭和南海地震を記念して建てられたもの。当時の被害について詳細に記載している。大津波が福井村を襲い海岸一帯が泥海になったこと,大原平野の田畑が砂礫で覆われてしまったことなどが書かれている。

石碑
大原地神全景
石碑
全景

3D

画像をクリック(外部リンク)

碑文(現代語訳)

昭和二十一(一九四六)年十二月二十一日の明け方、南海大地震と共に大津波があり、福井村の海岸地一帯を泥海とし、大原平野の田畠も石原と荒れた。大地大神の神床も崩れ流れて、常に地の神の守護をこうむりたる大原傍示の人々の、いささかの謝恩の意に答えて、発起人守野氏と不尚の私は再興を急いだ。傍示の人々は互いに力を合わせ、昭和二十三(一九四八)年三月二十三日、阿部貞一氏の指示によって崇敬者が参列し、上棟式を盛大に執り行いたるを永に記念とする。
昭和二十三(一九四八)年十二月二十一日建立
福井村大原 新 開薫

拓本

石碑
拓本

参考文献

徳島県教育委員会編2017『南海地震徳島県地震津波碑調査布告書』徳島県埋蔵文化財調査報告書第3集

問い合わせ先

徳島県教育委員会教育文化課

© 2001-2019とくしま歴史文化総合学習館「レキシル とくしま」(徳島県立埋蔵文化財総合センター)