〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
通院が難しい地域の皆様を支援するため、県内初となる「医療MaaS」事業を令和7年11月に導入。
翌12月から県南地域(那賀町・牟岐町・美波町・海陽町)で運行を開始しました。
「医療MaaS」の車には、専門の看護師と運転手が乗車しています。事前にお約束した日に、皆様のお近くの公民館や集会所、またはご自宅まで訪問します。
車の中は、まるで小さな診察室。看護師が皆様の体調や心配ごとを丁寧にお伺いし、車内に設置された大きなモニターを通じて、病院にいる医師と「テレビ電話」でつなぎます。
画面に映るのは、病院の診察室にいる”いつもの先生”です。医師は「お変わりありませんか?」「お薬は合っていますか?」などと、まるで対面しているかのように丁寧に問診します。
「車の中で、いったい何ができるの?」と不安に思われるかもしれません。この「医療MaaS」の車輌には、病院の診察室にあるような最新の医療機器がたくさん積まれています。
例えば
など、高度な検査もその場で受けることができます。看護師が皆様の体に当てた聴診器の音やエコーの映像は、リアルタイムで病院の医師に送られます。
これにより、医師は病院にいながら皆様のお体の状態を詳しく把握し、正確な診断や処方箋の発行、自宅療養へのアドバイス、さらには「一度、病院で精密検査を受けましょう」といった来院の指示まで適切に行うことができます。
さらに、かかりつけ薬局と遠隔でつながることで、いつもの薬剤師さんからお薬の指導をその場で受けることができます。お薬は、その後、郵送や薬局による配達により、お手元にお届けすることもできます。
この先進的な取組は、徳島県および那賀町、牟岐町、美波町、海陽町の4町と、徳島県立海部病院をはじめとする県南地域の9つの病院・診療所が力を合わせて運営します。
県が中心となり、これほど多くの自治体や病院が連携して1台の「移動する診療所」を地域全体で共同運用する取組は、全国でも初めての試みです。
本格的な開始に先立ち、一昨年(令和6年)10月には、県南の6カ所で「おためし」の実証実験を行いました 。参加された住民の皆様(多くが70代・80代)にアンケートを行ったところ、「この車が近くに来たら診療を受けたい」と答えた方が98%、「この取組が地域に貢献する」と答えた方は、なんと100%(全員)にのぼりました。
「進発式」を経て、皆様の町での診察を順次開始しています。徳島県は、これからも地域の皆様と一緒に、誰もが安心して医療を受けられる未来を創っていきます。
着想から2年。自治体の壁を超え、関係医療機関の皆様と力を合わせ、ついに「海部・那賀ヘルスケアモビリティー」事業の発進となりました。この“移動する診療所”が、通院困難な高齢の方の医療及び健康増進のために大いに活躍することを期待しています。さあ、地域医療の「新時代へ躍り出そう」!
海部・那賀ヘルスケアモビリティープロジェクト
推進協議会会長・徳島県立海部病院院長 影治 照喜(かげじ てるよし)
詳しくは、次のリンク先へアクセスしてください。
医療MaaS車輌進発式&海部病院オープンホスピタル|徳島県立海部病院(外部サイト、別ウインドウで表示)