徳島県庁
〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
手や指の動き、表情、体の動きなどで意思を視覚的に表現する「手話」は、大切な言語の一つです。県では、ろう者とろう者以外の方が互いに理解し、尊重し合いながら安心して暮らせる共生社会の実現に向け、今年3月に「徳島県手話言語条例」を施行しました。この機会に、それぞれの立場で 「手話」という言語にふれ、より豊かに暮らすための一助につなげてください。
※ろう者…聴覚障がい者のうち、主に手話を使用して生活している人
「徳島県手話言語条例」の概要をまとめました。それぞれの立場で、できることからはじめてください。
県の役割 | 手話に対する理解の促進や普及のための施策を推進し、手話を必要とする方が使いやすい環境を整備する |
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県民の役割 | 手話に対する理解を深めるよう努める |
事業者の役割 | 手話に対する理解や普及のための県の施策に協力するよう努める |
ろう者等の役割 | 県民の理解を増進するため、言語としての手話の普及・啓発を行うよう努める |
耳が聞こえない、聞こえにくい人のことを「聴覚障がい者」と言います。「まったく聞こえない人」や「小さな音が聞こえない人」、「音は聞こえても何の音か分からない人」など、程度や聞こえ方は人それぞれです。
困っていても気づいてもらえなかったり、「無視された」と誤解されたりすることがあります。
自転車や車の音、非常時のサイレンや警報など、日常生活に必要な音が聞こえないことがあります。
地域や家庭、職場など、日常生活や社会生活で孤立しやすい状況になることがあります。
聞こえなくなった年齢や状態によって、聞こえ方の程度やコミュニケーション方法は異なります。その人に合った方法で話しかけることが大切です。
手指の形・位置・動きや顔の表情などで伝えます。
紙や手のひらに文字を書いて伝えます。
空中に文字を書いて伝えます。
分かりやすい口の動きで伝えます。
日本で最初の聾学校の理髪科を卒業し、「ろう理容師」をしていた著者・一色さゆり(いっしき さゆり)さんの祖父をモデルにした物語。時を超えて人の思いがつながっていく、感動の一作です。