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あわネタ☆探検隊【令和6年11月号】

 県内4大学(四国大学・徳島大学・徳島文理大学・鳴門教育大学)の学生特派員の皆さんから、自分が感じた徳島の魅力や県政に関する出来事などについて、月1回レポートしてもらいます。

 今回は学生特派員の方から「牛岐城趾公園」についてのレポートが届きました。

 だんだんと季節も冬に近づき日毎に寒さが強くなる頃になってきました。冬になってくると皆さんは何を思い浮かべますか。お鍋などの温かい美味しいものや、雪などの天候、もしくはクリスマスなどのイベントを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。そういった思い浮かぶもののなかでも今回は冬にぴったりなイルミネーションに今回は注目し、阿南市にある牛岐城趾公園のイルミネーションを紹介させていただきます。

牛岐城とは

そもそも牛岐城とはどんな城なのかについて説明します。牛岐城は徳島県阿南市富岡町にある城跡で、阿南駅から北西500メートルの位置にあります。戦国時代には阿波守護細川氏の武将新開氏の居城「浮亀城」があったことや、江戸時代に蜂須賀家の家老である賀島氏が牛岐の地を富岡と改名したことから、別名「浮亀城」や「富岡城」とも呼ばれています。残念ながら城自体は壊されてしまい残っておらず、城山も南北に分かれてしまい、現在では城山の南半分の頂上に八角形の展望室が設置された城跡が牛岐城趾公園となっており、春の桜のシーズンには城山一帯をソメイヨシノが埋め尽くします。

阿南市で楽しむイルミネーション

ではイルミネーションを紹介します。牛岐城趾公園では夜になると普段の公園としての姿を変え、LEDによるイルミネーションできらびやかに美しく彩られ、「光のイベント」発祥の地として阿南市が「光のまち」であることのシンボルとなっています。富岡商店街を見下ろすことができる小高い丘の頂上にある牛岐城趾館には、約5万個の青や白、緑や赤のLEDが幻想的な雰囲気をつくり出しています。また、阿南駅から徒歩8分という立地、24時間開いていることか非常にアクセスしやすくなっております。また、光のまちステーションプラザでは、阿南市の特産品や観光場所等の情報発信がされているほか、LEDの小物グッズや、イルミネーションを楽しむことが出来ます。このように阿南市では市内の至る場所で多くのイルミネーションを楽しむことが出来ます。そして12月中旬には光のイベントとして各所でイベントが開催されます。今年の冬は阿南市でイルミネーションを楽しまれるのはいかがでしょうか?