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あわネタ☆探検隊【令和6年9月号】

 県内4大学(四国大学・徳島大学・徳島文理大学・鳴門教育大学)の学生特派員の皆さんから、自分が感じた徳島の魅力や県政に関する出来事などについて、月1回レポートしてもらいます。

 今回は学生特派員の方から「阿波おどり」についてのレポートが届きました。

阿波おどり

今年も徳島に夏が到来しました。徳島市の夏といえばこれ!そう、阿波おどりです。

徳島市の阿波おどりについてレポートしたいと思います!

 というわけでやってきました!阿波おどり!待ちに待った初日の8月12日、徳島市の夏の祭典に来ました。その日は、この夏の最高気温36。3℃を記録したのですが、待ちきれなくて、まだまだ暑さが残る5時頃から行きました。

 阿波踊りの開演前なのに、いつもは人がまばらな大通りに屋台でひしめき合っており、すでに多くの人で賑わっていました。お祭りの醍醐味といえば、屋台巡りですよね。タコ焼きやフランクフルト、トルコアイスと和洋折衷な料理の数々につい目移りしてしまいます。あれこれと屋台を巡りながら、迷いに迷った結果、はしまきお好み焼きをチョイスしました。はしまきお好み焼きは西日本では定番の屋台メシで、割りばしにお好み焼きを巻いたものです。そのため、お好み焼きを片手で手軽に、歩きながらでも食べることができます。ソースとマヨネーズの匂いで食欲をそそられる上に、生地とトッピングのネギが合わさってとても美味しかったです。

 今日は市内の各地に演舞場が設営されていますが、ちょうど新町橋演舞場へ差し掛かったときに阿波おどりが開演となりました。突然、躍動感のある男踊りと艶やかにそろった女踊りが目に飛び込んできました。無料の演舞場なので、屋台のすぐそばで踊りをしています。思わず屋台巡りの途中で足を止め、見入ってしまいました。周りのみんなもそうでした。踊りもそうですが、鉦と太鼓の迫力と笛と三味線の澄んだ音色が踊りがさらに気持ちを盛り上げてくれます。音は耳ではなくて、全身で感じるものだと思いました。

 ついつい見とれて、あっと言う間に1時間くらいその場所で見ていました。どの連も個性があって良かったです。

 その後、両国橋演舞場へ移動しました。その途中、観光船が運行されているのを見ました。多くの乗客が涼し気で乗っていましたが、船から見る阿波おどりはまた違った魅力がありそうでした。今度は乗って、見てみたいと思いました。

 両国橋演舞場でも多くの人で賑わっていました。さすがの夏の夕方もだんだん暗くなっていきましたが、阿波おどりはどんどん盛り上がり、日が沈むころには最高潮に達しました。

 ということで今回は、徳島で開催された阿波おどりに行って来ました。やっぱり祭りは現地に行くのに限ります!

 みなさんもぜひ、足を運んでみてください!私は徳島生まれの徳島育ちですが、来年の4月に就職で県外へでます。でも必ずお盆には帰ってきて、阿波おどりに参加したいと思います。