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あわネタ☆探検隊【令和6年1月号】

 県内4大学(四国大学・徳島大学・徳島文理大学・鳴門教育大学)の学生特派員の皆さんから、自分が感じた徳島の魅力や県政に関する出来事などについて、月1回レポートしてもらいます。

 今回は徳島大学の草津さんと吉村さんから「2024 初詣」についてのレポートが届きました。

2024 初詣

 お正月の初詣はどこに行かれますか?やっぱり大麻比古神社でしょうか?日頃は思わないのですが、でもお正月にはやっぱり初詣がしたくなります。しかも毎年、同じお寺や神社に行きたくなります。不思議なものです。「今年も変わらず良い1年でありますように」と言うことでしょうか。なんか同じルーティンじゃないと違和感があります。今回は草津と吉村が今年の初詣の様子をレポートいたします。

 草津です。私は1月5日に徳島市佐古にある諏訪神社に初詣に行きました。諏訪神社は大変由緒ある神社だそうで、調べますと、440年前に徳島藩の藩祖(藩主でなく)である蜂須賀家政公が豊臣秀吉の命により渭津城(いのつじょう、徳島城)を作ったときに、お城の鬼門を守る神様として置いたことがはじまりで、「渭津五社随一」とうたわれているそうです。夜に行ったのですが、参道にはぼんぼりがともっていて、とても明るかったです。さすがに1月も5日となりますと人もほとんどいなくて、とてもゆっくりとお願いごとができました。ぼんぼりがきれいだったのですが、参道の周りの木々は桜だそうです。またつつじも有名なようで、今度は是非、春に来たいと思いました。
 

階段の画像

 吉村です。私は1月9日に日和佐の薬王寺に初詣に行きました。まずその前に国道55号線をはずれて、四国の最東端、紀伊水道に飛び出た格好の蒲生田岬に日の出を見に行きました。最東端と言うことは、四国で最初にお日さまが昇る場所となります。その日の朝のお天気は申し分なく、かなり早めに着いていたので、待ちに待って7時7分、ついに海から昇るお日さまを拝むことができました。いわゆる初日の出とはいかなかったですが、とても神々しく、私にとっては、これが初日の出となりました。寄り道した甲斐がありました。

 その後は一路、薬王寺を目指しました。薬王寺は厄除けで有名ですが、とても古い歴史があるお寺で、調べてみると、今から1300年前に、聖武天皇が行基に作らせたお寺だそうです。今では四国八十八か所の23番札所として有名です。立派な仁王門をくぐり、まず階段を登りました。まずは女厄坂といって、女性の厄年の33段、次は男厄坂といって、男性の厄年の42段ありました。ようやく着いた本堂で今年1年の無事を祈りました。そしてその後にまたまた階段を登って、瑜祇塔(ゆぎとう)へ立ち寄りました。そこの階段は還暦厄坂と言うらしく、61段あるそうです。でもとても素敵な建物で、長い階段を登った甲斐がありました。今年は良いことが起きそうな予感です。

日の出
薬王寺

 ということで今回は、徳島での初詣についてレポートしました。初詣良いですよね。就職して、県外に出ても年末年始に戻ってきて、初詣に行きたいと思いました。