プログラム名 | 海は世界とつながっている | |||
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ねらい | 徳島県内の学校には、海岸に近い学校が何校かある。それらの学校では、海岸清掃などのボランティア活動や地域活動に参加している学校が多い。この活動を特別活動の1時間とすることなく、総合的な学習の環境領域の学習として組むことが望まれる。 ここでは、身近な海岸の清掃や漂着物調べなどを通じ、環境問題が世界的に関連していることを理解する。ひいては、世界に目を向ける中で、より一層地域での取り組みの大切さを理解する。 |
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時数 | 30時間 | |||
学習活動 | きづく | 身近な自然に関心を持つ | 1.海岸の清掃活動に参加する。 ・清掃活動をはじめるにあたり、まず、(1)『カモフラージュ』により、ゲームを通して、身近な自然への関心を高める。 ・清掃活動の後、「わかちあい」活動を行い、環境保全の大切さを理解する |
3時間 |
つかむ | 漂着物調べを計画する | 2.話しあったことをもとに、子どもたちそれぞれが観察の視点を決めてもう一度「海岸観察」を行う。 3.「海岸観察」の結果を話し合い、(2)『漂着物調べ』を計画し、観察の項目や役割分担を決める。 |
5時間 | |
深める | 漂着物調べと原因の究明 | 4.(2)『漂着物調べ』を行い、それぞれの観察項目に沿った観察を行う。 5.わかったことをブース形式で発表し、それを踏まえ、再度調査を行う。 6.各グループで調査報告書をつくる。 (自分たちのごみも太平洋の他の国々に流れ着いていることも資料をもとに紹介するか、調べるグループも作る。) |
10時間 | |
広げる | ごみ0作戦を考え実践する | 7.プログラム1の(7)『…川ごみ…海岸ごみ0作戦を提案しよう』では、自分たちができることを考え、世界の状況を紹介したり、「ごみ0作戦」をまとめ、実際の活動を行う。 | 10時間 | |
ふりかえる・まとめる | ポートフォリオをまとめ、ふりかえる | 8.ポートフォリオをまとめていく中で、指導者とふりかえりを行い、学習をふりかえる。 | 2時間 |