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平成27年度 第2回試験研究評価委員会評価結果(事前評価(2))

平成27年度第2回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事前評価結果(2)

〈課題名〉徳島県における微小粒子状物質(PM2.5)に関する研究

評価結果
評価結果①
総合評価
 採点結果(出席全委員の総合評価点の平均点)
 3.9点(5点満点)
評価結果②
評価項目ごとの採点結果。点数は出席全委員の平均点。
 評価項目  必要性  目 標  研究内容  手 法
 採点結果(5点満点)  4.3点  3.8点  3.7点  3.8点
試験研究評価シート
主なコメント

○ サンプリング地点を増やしてみて下さい。

○ Hg(水銀)の発生源を確かめて下さい。

○ PM2.5による越境汚染は近年、大変重要な環境問題のひとつであり、このテーマに対する社会的な要請は大きいものと考えられる。

○ 健康影響への考察とは具体的にどのような影響をエンドポイントとするのか、また、調査方法についてもう少し具体的に考えていただきたい。(小児の1秒率低下、地域における死亡率の上昇等)

○ 県民に対して、(粒子の性状を加味した)PM2.5注意報が的確に出せるようになればよい。

○ PM2.5による健康影響と合わせ、県民へ周知して頂ければ、より身近に感じ、知識を深めることができるのではないかと思います。発生源の推定や高濃度事例の原因究明は、困難であると思いますが、特定でき、県民に周知できれば、有意義な研究になると考えます。

○ 有用な調査と思います。得られた結果をどう生かすかを目標に含めてはいかがでしょうか?中国でも環境整備がすすんでいるので、その状況も確認されてはと思います。予算も限られているとは思いますが、サンプリングポイントについてもご検討下さい。

○ PM2.5は中国大陸から飛来するだけでなく、身近な環境においても発生しているということを認識することによって、県民の健康に役立てることも多いのではないでしょうか。

○ PM2.5の成分分析や発生源解析は重要ではあるが、実際の県民の健康への影響がどの場所、どの時期にどの程度なのかが明確に示されるべきです。

○ 県民の健康の保全のためにどのようなことができるのか、具体的な道筋が必要です。