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平成27年度 第1回試験研究評価委員会評価結果(事後評価(1))

平成27年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事後評価結果(1)

〈課題名〉日本紅斑熱リケッチア遺伝子迅速検査法の検討およびマダニからの日本紅斑熱リケッチアの検出

評価結果
 採点結果(出席全委員の平均点)  評価項目
 4.4点(5点満点)  「成果」のみ

試験研究評価シート

主なコメント

○ 遺伝子検査を基盤とするダニ由来、日本紅斑熱の検査診断法を確立した。今後、応用展開を期待したい。

○ 日本紅斑熱の早期診断に役立つ、有意義な研究である。

○ 抗体検査との結果の突き合わせ(一致度)のデータが欲しかった。

○ 少ない研究費で研究をされていることに頭が下がる思いである。

○ 近年、発生地域が拡大しつつ、公衆衛生的にも重要な疾病になりつつあります。日本紅斑熱リケッチアの遺伝子検査を迅速に行うためのマニュアル作成に至った事は、すばらしいと思います。医療機関や県民に(対して)早期に受診し、テトラサイクリンやニューキノロンが使用されるよう周知されるとよいと思います。

○ 最新の技術をとり入れた、疾病の早期解決につながる有用な研究成果だと思います。県民への告知も行われ、疾病教育、感染予防にも役立っているので、他の県民にも紹介し、今後の公衆衛生の推進につなげてほしいと思います。

○ むやみに「死に至る・・・」という必要はないが、死に至ることもあるわけですから、草むらや農作業をした後の処理(入浴等)についても情報を発信して頂ければと思います。命に係ることでありますので、今後とも引き続き貢献されますよう祈念しています。