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平成26年度 試験研究評価委員会評価結果(事前評価)

平成26年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事前評価結果

〈課題名〉徳島県における結核菌の分子疫学的解析に関する検討

評価結果
評価結果①
総合評価
 採点結果(出席全委員の総合評価点の平均点)
 4.6点(5点満点)
評価結果②
評価項目ごとの採点結果。点数は、出席全委員の平均点。
 評価項目  必要性  目標  研究内容  手法
 採点結果(5点満点)  4.8点  4.5点  4.5点  4.5点
試験研究評価シート
主なコメント

○本研究により、徳島県の結核発生全国ワースト4位から脱却して欲しい。結核菌分子疫学の有用性がよく理解できた。

○サンプルの前処理の問題(液体培地から直接解析できないこと。)、解析すべきVNTR領域数等、事前の調査がしっかり行われている。結核発生事例の疫学的解析の精度向上が期待できる。

○JATA12-VNTRでは分析(分解能)が劣るようなので、3領域を加えた15(領域)、また石田主任が言われていたように24領域まで視野に入れ、御研究されるのであれば、有意義であると思う。異なる自治体とデータの比較、感染動向の把握ができれば、精度の高いデータベースが完成し、感染拡大を防ぐ対策への貢献が期待されるため、県民への有益性があると考えられる。

○県民の疾病対策に重要な課題と考えられる。結核は非常にやっかいな感染症であるため、その蔓延防止の一環として本研究を実施してもらいたい。

○徳島県が結核罹患率全国ワースト4位であるという事を初めて知った。高齢化が急速に進む徳島県ならではとの事だが、高齢になっても健康で暮らせるように、是非、この研究を進めて頂きたいと思う。限られた時間での研究になるが、「検査法の効率化」等を迅速に開発して頂ける事を期待する。

○効率化や解析する領域数など、もう少し具体的な提案を数値を含めてプレゼンテーションの中でも示すべきではないか。