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平成26年度 試験研究評価委員会評価結果(事後評価(3))

平成26年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事後評価結果(3)

〈課題名〉大腸菌群からみた県内河川の水質に関する研究 -潤いのある水環境の保全に関する研究-

評価結果
 採点結果(出席全委員の平均点)  評価項目
 4.7点(5点満点)  「成果」のみ

試験研究評価シート

主なコメント

○時間のかかる研究成果である。徳島県内の川(水)環境が良好であることが証明されたのは素晴らしい。

○大腸菌、大腸菌群数に加え、コプロスタノールという物質を測定することで糞便による水の汚染を的確に捉えられている。

○興味深い研究であったと思う。塩素消毒の間隔なども含めた、ふん便性大腸菌等の減(少)施策まで視野に入れての研究が、より進めばと県民として感じました。

○水質も健康維持にとって重要な項目であり、良好な状態の場ではその維持に、芳しくない場所についてはその改善に、今回の結果を反映してもらいたい。

○全国の基準と比較して徳島の数値が高いのか、低いのかを知る必要もあると思われるが、この度の調査結果を公表することにより、県民を啓発することができると思う。徳島県民の多くに「水の都徳島」を再認識してもらうのに大いに役立てて欲しいと思う。

○「潤いのある水環境の保全」と題するからには、それぞれの値の意味(県民の利用可能性の観点から)を示す必要がある。コプロスタノールは本当にふん便汚染指標として適切か?また、新しい基準値や他の府県の動向を調べておいてほしい。