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平成25年度 第1回試験研究評価委員会評価結果(事前評価1)

平成25年度第1回徳島県立保健製薬環境センター試験研究評価委員会

事前評価結果2題中の1題目

〈課題名〉指定薬物構造類似物質の探索と試験法の検証

評価結果
評価結果①
総合評価
 採点結果(出席全委員の総合評価点の平均点)
 4.3点(5点満点)
評価結果②
評価項目ごとの採点結果。点数は、出席全委員の平均点。
 評価項目  必要性  目 標  研究内容  手 法
 採点結果(5点満点)  4.8点  4.5点  4.2点  3.7点
試験研究評価シート
主なコメント

○ 最新の分析機器を活用する指定薬物構造類似物質の探索は重要である。研究推進の際に、更なる創意工夫が望まれる。

○ 研究の必要性は非常に高いと考えられる。しかし、対象薬物が非常に多くなりそうなので、複数の県で協力体制を取ることも必要ではないかろ考える。

○ 緊急性のある脱法ハーブの県内での蔓延を防止するために、有意義かつ不可欠な研究であると考えられる。未知物質を対象にすることは難しいが、薬物はめまぐるしく追加されていくと思われるので、海外汎用品物のみならず、汎用でなくても取り組んで頂き、県内への蔓延防止につながればと思われる。

○ 重要なテーマではあるが、対象が膨大となる可能性があるのではないか。大変な作業になるのではと思うが、効率的な手法で成果を上げられることを期待する。

○ 違法ドラッグは、若者を中心とした大きな問題に発展している。(対象)薬物数は急増し、その類似物質となると、ばく大な数の分析法が必要になる。数種の物質の分析について、徳島県だけが対応することでなく、海外や日本の取り組んでいる探索の中の、この取り組みの位置付けを明確にされることを希望します。また、年次毎のタイムラインも作成されるとよいと思います。

○ できる限り、国内外のデータベースなどを活かすべき。FT-IR、PLC-IT-TOFなどで類似の物質の検索はできないか?標準品があるものはよいが、無いものは合成、確認することができるぐらいの予算をつけてもよいのでは。