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感染症流行情報ー徳島県感染症情報ー

2025年第43週(10月20日~10月26日)

新型コロナウイルス感染症については、こちらをご覧ください。

「伝染性紅斑」

伝染性紅斑(りんご病)は、子どもを中心に流行する感染症です。10~20日の潜伏期間の後、微熱やかぜに似た症状がみられ、その後両頬がリンゴのように赤くなります。また、妊娠中に感染した場合、胎児への感染や流産のリスクとなる可能性があります。熱や倦怠感が出現した後に発疹が出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。

<病原体>

ヒトパルボウイルスB19

<感染経路>

主に飛沫感染および接触感染

<予防と対策>

頬に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜのような症状がみられ、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。かぜ症状のある人はこまめな手洗いや咳エチケットなど、基本的な感染症対策を心がけてください。また、妊娠中の方は、かぜ症状がある方との接触をできる限り避け、手洗いやマスクの着用などを行ってください。

「伝染性紅斑」チラシ(厚生労働省)

43w

週別報告数推移

報告の少ない状況が続いていましたが、20週以降増加傾向となっています。

年齢別報告数

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