文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

感染症流行情報ー徳島県感染症情報ー

2025年第19週(5月5日~5月11日)

新型コロナウイルス感染症については、こちらをご覧ください。

「感染性胃腸炎」

感染性胃腸炎は、ウイルス、細菌、寄生虫など様々な原因によって起こります。毎年、冬季を中心に患者報告数が増加し、その大半はウイルス感染によるものです。

<病原体>

ウイルス性:ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルス、アデノウイルス、アストロウイルスなど
細菌性:カンピロバクター、病原性大腸菌など
寄生虫:クリプトスポリジウム、アメーバなど

<感染経路>

感染者の嘔吐物や糞便中に排泄されたウイルスが、手指や衣服等に付着したことによる接触感染。
病原微生物で汚染された水、食品を介した経口感染。

急性期に最もウイルスが排泄され感染力が強いですが、回復後も2~4週間の長期にわたり便からウイルスが排泄されます。
 

感染性胃腸炎警報マップ19w

週別報告数推移


例年、12~1月に最初のピークを示した後、春に再びなだらかなピークがみられ、以後徐々に減少します。

感染性胃腸炎定点19w

年齢別報告数

乳幼児や学童が大半を占めます。

感染性胃腸炎年齢別19w
関連ページ