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感染症流行情報-徳島県感染症情報-

2019年28週(7月8日~7月14日)

「感染性胃腸炎」

感染性胃腸炎は,細菌,ウイルス,寄生虫など多種多様の原因による胃腸炎を包含する症候群です。毎年,冬季を中心に患者報告数が増加し,その大半はウイルス感染によるものです。

<病原体>

ノロウイルス,ロタウイルス,サポウイルス,アデノウイルス,アストロウイルスなど

<感染経路>

感染者の糞便中に排泄されたウイルスが,経口的に侵入する糞口感染や,病原微生物で汚染された水,食品を介した経口感染が多くを占めています。

急性期に最もウイルスが排泄され感染力が強いですが,回復後も2~4週間の長期にわたり便からウイルスが排泄されます。

週別報告数推移

例年,12~1月に最初のピークを示した後,春に再びなだらかなピークがみられ,以後徐々に減少します。

感染性胃腸炎週別報告数推移

年齢別報告数

乳幼児や学童が大半を占めます。

感染性胃腸炎年齢層別報告数

「手足口病」

口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス性感染症で、幼児を中心に夏期に流行が見られます。流行の大きさは年により異なります。

<病原体>

コクサッキーA16、10型、エンテロウイルス71型などのエンテロウイルス

<感染経路>

飛沫感染、糞口感染、接触感染により感染が成立します。急性期に最もウイルスが排泄され感染力が強いですが、回復後約2~4週間の長期にわたり便からウイルスが排泄されます。

週別報告数推移

例年流行のピークは夏期ですが、秋から冬にかけて多少の発生は見られます。

手足口病週別報告数推移

年齢階層別報告数

4歳くらいまでの幼児を中心とした疾患であり2歳以下が半数を占めますが、学童でも流行的発生が見られることもあります。成人での発症はあまり見られません。

手足口病年齢層別報告数

「ヘルパンギーナ」

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹を特徴とし、夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎であり、いわゆる夏風邪の代表的疾患とされています。

コクサッキーA2,3,4,5,6,10型などのエンテロウイルス

飛沫感染、糞口感染、接触感染により感染が成立します。感染力は強く、急性期に最もウイルスが排泄され、回復後の約2~4週間の長期にわたり便からウイルスが排出されます。

週別報告数推移

例年、初夏から秋にかけて報告数が増加します。

ヘルパンギーナ週別報告数推移

年齢階層別報告数

5歳以下が大半を占め、1歳代が最も多く、次いで2,3,4,0歳代の順になります。

ヘルパンギーナ年齢層別報告数

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」

「腸管出血性大腸菌感染症」


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