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救急車の「適正利用」にご協力をお願いします。

1.救急車の適正利用について

本県の救急出動件数や救急搬送人員は、年々増加しています。

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行しましたが、救急車を要請しても搬送先の病院が決まらない「救急搬送困難事案」については、コロナ禍前と比べ多い状況が続いています。

救急車は地域の限られた資源であり、病気や怪我の症状が軽い人を搬送することで、1分1秒を争う、重症者への対応が遅れてしまうことがあります。

一刻も早い治療が必要な人のため「救急車の適正利用」に御協力をお願いします 。

2.本県の救急搬送の状況

本県の令和4年の「救急出動件数」は、38,019件(速報値)で、令和3年から約11.5%増加しています。1日当たりの出動件数は約104件で、この10年間で約20%も増加しています。

3.本県の救急搬送困難事案件数の状況

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の第6波(~R4.6月頃)までは、100件以下で推移していましたが、第7波以降(R4.7月以降)は感染拡大に伴い、当該件数は急増しました。

さらに、年末年始にかけての感染者の増加に伴い救急搬送困難事案も増加し、令和5年1月は過去最高を更新しました。

※「救急搬送困難事案」現場で30分以上、かつ病院への照会が4回以上となって搬送先がなかなか決まらない事案

救急搬送困難事案件数推移

※救急搬送困難事案件数については、速報値である。県内13消防本部及び勝浦町、上勝町、佐那河内村の件数を集計したものである。

4.救急医療電話相談について

休日夜間における、急な病気や怪我などの際に、電話相談を行う「徳島救急医療電話相談」及び「徳島こども医療電話相談」のほか、参考になるサイトもありますので、ご利用ください。

5.救急車の利用方法について

●消防庁作成の「救急車利用マニュアル

 https://www.fdma.go.jp/publication/portal/post2.html

●消防庁全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)はこちら

 (下記消防庁HPからもご覧いただけます。)

 https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate003.html

●消防庁作成の「救急受診ガイド」

 https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/items/jikohandan.pdf

<ためらわずに救急車を呼んで欲しい状況>

・意識がない(またはもうろうとしている・突然発生した麻痺、ろれつが回らない、顔面のゆがみ

・突然の激しい頭痛、腹痛、胸痛または移動する胸痛・大量の出血を伴うケガ、広範囲の火傷

・食べ物や異物をのどに詰まらせて呼吸が苦しい、意識がない・その他、いつもと違う場合、様子がおかしい

●「転院搬送依頼書」(医療機関の方向け)

6.医療機関の検索・ご案内について

こちらより、ご覧いただけます。

 https://anshin.pref.tokushima.jp/pref_med/search/

7.その他、救急に関する情報について

●消防庁救急お役立ちポータルサイト

 https://www.fdma.go.jp/publication/portal/

*啓発用チラシ・ポスター

救急車の適正利用
お役立ちツールの一例
【小学生の部】救急車の適正利用啓発ポスター
【中学生の部】救急車の適正利用啓発ポスター